投稿者: Tomishima-Takeru の記事一覧

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法務ニュース

2023年4月施行、中小企業も割増賃金率の引き上げ対象に

Tomishima-Takeru (2023/02/20 07:30)

2023年4月に「法定割増賃金率」の引上げが行われることをご存知ですか?従来から、法定労働時間を超えて従業員が働いた場合に、企業は割増賃金、いわゆる残業代を支払う必要がありましたが、中小企業において、そのルールが変わるのです。現在の労働基準法では、月60時間“以内”の時間外労働に対しては、全ての企業において25%以上の割増賃金率となっています。一方、月60時間“以上”の時間外労働に対しては、大企業が50%以上となっているのに対し、中小企業においては25%以上のままとなっていました。しかし、2023年4月以降は、中小企業の月60時間超の時間外労働に対しても、割増賃金率が50%になります。

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法務ニュース

パワハラ自殺で賠償請求を棄却、破産法の免責について

Tomishima-Takeru (2023/02/17 12:46)

 鹿児島県内の精神科院長であった男性医師からパワハラなどを受けて自殺に追い込まれたとして、元従業員の女性(当時32)の遺族が医師に慰謝料など約2200万円の賠償を求めていた訴訟で15日、鹿児島地裁が請求を棄却していたことがわかりました。自己破産によって免責されるとのことです。今回は破産法が規定する免責について見ていきます。

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法務ニュース

「QBハウス」美容師が残業代求め提訴、雇用関係の成否について

Tomishima-Takeru (2023/02/16 15:35)

低価格ヘアカット理容店「QBハウス」の神奈川県内の店舗で働く美容師8人が残業代を過小に算定していたなどとして約2800万円の支払いを運営会社に求め提訴していたことがわかりました。運営会社に直接雇用されていなかったとのことです。今回は会社と労働者の雇用関係の成否について見ていきます。

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法務ニュース

旧統一教会が名誉棄損でテレビ局などを提訴

Tomishima-Takeru (2023/02/14 16:54)

 情報番組で名誉を毀損されたとして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が読売テレビと出演者の紀藤正樹弁護士に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日に開かれました。被告側はスラップ訴訟であると反論しているとのことです。今回はスラップ訴訟について見ていきます。

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法務ニュース

写真無断使用で東武鉄道子会社に賠償命令、著作物の要件について

Tomishima-Takeru (2023/02/10 12:17)

 自身が撮影した鉄道写真を無断でポスターに使用されたとして、撮影者の男性が東武鉄道とその子会社に賠償を求めていた訴訟でさいたま地裁は8日、50万円の支払いを命じていたことがわかりました。写真は著作物に当たるとのことです。今回は著作権法が規定する著作物の要件について見直していきます。

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企業

岡山の食料品製造会社を不起訴処分、36協定の締結について

Tomishima-Takeru (2023/02/09 13:15)

 従業員に違法な時間外労働をさせていた疑いで昨年書類送検されていた岡山の食料品製造会社と社長を岡山地検が不起訴処分としていたことがわかりました。不起訴処分の理由は明らかにしていないとのことです。今回は労基法の残業規制と36協定について見直していきます。

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法務ニュース

京都地裁が天引きを違法と認定、住友生命に支払い命令

Tomishima-Takeru (2023/02/02 10:44)

営業で使用する携帯電話や訪問先に配る品などの費用を給料から天引きするのは違法であるとして、住友生命京都支社の保険外交員の50代の女性が天引き分の支払いを求めていた訴訟で、京都地裁が約35万円の支払いを命じていたことがわかりました。原告側の不同意が認められたとのことです。今回は労基法による給与規制を見ていきます。