
芸名使用禁止条項は無効、公序良俗に反する契約条項について
歌手の愛内里菜さん(42)と専属契約を結んでいた芸能事務所が無断で芸名を使用しないよう求めていた訴訟で東京地裁は8日、請求を棄却していたことがわかりました。契約条項は無効とのことです。今回は契約条項と公序良俗について見ていきます。
歌手の愛内里菜さん(42)と専属契約を結んでいた芸能事務所が無断で芸名を使用しないよう求めていた訴訟で東京地裁は8日、請求を棄却していたことがわかりました。契約条項は無効とのことです。今回は契約条項と公序良俗について見ていきます。
東京高裁は、令和4年11月22日、定年後に再雇用されなかった労働者がこれを不服とし訴えた裁判において、再雇用の拒否を有効と認めた判決を下しました。本件は、NHKのコールセンターで働いていた労働者の年齢が定年に達し、当該労働者が再雇用を希望していたにもかかわらず、企業は再雇用を拒否した事案です。東京高裁は、当該労働者には就業規則所定の解雇事由があり人事評価も極めて低かった等の事情から再雇用しない客観的・合理的な理由があったとして、再雇用の拒否を有効であると判断しました。
フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー木村花さん(当時22歳)がSNSで誹謗中傷を受けた後に自ら命をたった問題で、花さんの母・響子さん(45)は6日、フジテレビと制作会社など2社に対して計約1億4200万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。
東芝テック株式会社は、11月30日、東京地方裁判所にて株式会社寺岡精工との間で争われていたセミセルフレジに係る特許権侵害訴訟に関し、和解により解決したことを発表しました。和解の主な内容は以下のとおりです。
(1)東芝テックは寺岡精工に対し解決金として69億円を支払うこと
(2)東芝テックは、2024年5月以降、同社が提供してきたセミセルフPOSシステムの販売を終了すること
(3)販売終了までの一定期間、東芝テックは寺岡精工から特許等につき有償のライセンスを受け、所定のセミセルフPOSシステムを販売すること
(4)東芝テック、寺岡精工の両社は本件に関する訴訟及び申し立てを取り下げること
東海大学に雇い止めを通告されたとする非常勤講師らが1日、雇い止めの撤回などを求め東京地裁に提訴していたことがわかりました。無期転換が認められなかったとのことです。今回は無期転換の特例について見ていきます。
家賃債務保証業を営むフォーシーズ株式会社が家屋賃借人と締結している保証委託契約の一部の条項が消費者契約法に違反しているとして、特定非営利活動法人消費者支援機構関西とフォーシーズとの間で争われていた訴訟の最高裁判決が12月12日に言い渡されます。問題となっている契約(以下、「本件契約」)では、「2ヶ月以上賃料支払いを怠り、本人とも連絡が取れず、相当期間建物を利用しておらず、なおかつ使用再開の意思が見えないときに建物の明け渡しがあったものとみなされる」条項などが含まれていました。本記事では、これまでの経緯をまとめます。
ファスト映画をユーチューブに投稿していたとして、映画会社大手など計13社が損害賠償を求めていた訴訟で17日、東京地裁は5億円の賠償命令を出しました。投稿による広告収入を大幅に上回るとのことです。今回は著作権侵害の損害額について見ていきます。
ツイッター社での大量解雇が日本法人も対象となることを受け、一部弁護士から同社への訴訟を呼びかける動きが出ています。整理解雇の要件を満たしていない可能性が高いとのことです。今回は外国法人と労働者の紛争について見ていきます。
ツイッターに投稿されたイラストで名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さん(33)が損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で10日、東京高裁はリツイートした男性にも賠償を命じました。リツイートも表現行為とのことです。今回は名誉毀損や侮辱等への規制について見直していきます。
勧誘時に事実と異なる説明をしていたなどとして、特定商取引法違反で消費者庁から業務停止命令を受けている「WILL」や同グループの「VISION]、「レセプション」などによる被害に関し、長崎で被害対策弁護団が結成されました。長崎県内での被害総額は約1億5600万円にのぼるとのことです。今回は販売預託商法について見ていきます。
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