カテゴリー: 訴訟行政

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網戸のひもで死亡、業者側の賠償が確定/製造物責任について

Tomishima-Takeru (2025/06/18 17:04)

網戸のひもが首に引っかかり女児(当時6歳)が死亡した事故をめぐり、遺族が建材大手「YKKAP」とリフォーム会社に賠償を求めた訴訟の上告審で、12日、最高裁が業者側の上告を退けていたことがわかりました。

賠償額は計約5,800万円とのことです。

今回は、製造物責任について見直していきます。

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佐世保食品卸会社での過労自殺で和解成立、精神疾患の労災認定要件について

Tomishima-Takeru (2025/05/21 09:18)

長崎県佐世保市の食品卸会社に勤務していた男性が自殺したのは長時間労働が原因であるとして、遺族が会社に損害賠償を求めていた訴訟で5月19日までに和解が成立していたことがわかりました。
解決金の金額は非公開とのことです。今回は精神疾患の労災認定要件について見直していきます。

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「難病で降格は不当」と提訴、配転・降格の適法性について

Tomishima-Takeru (2025/04/17 08:11)

 報道などによりますと、阪神動力機械に勤務している原告の男性は2019年、神経系の難病「ギランバレー症候群」を発症し車椅子生活になったとされます。その後も発症前と同じ業務をこなして22年に課長職に昇格したが23年に再発し、療養後に復職すると会社から降格と配置転換を告げられ、24年にはパソコン作業を主とする未経験の内勤業務に異動となったとのことです。会社側からは当初、降格・配転の理由として「障害や休職のリスク」と示されたとされており、上司から「手の動かないやつは戦力にならない」と言われたとされます。原告の男性は「障害があっても働きやすい環境にする一歩にしたい」としております。

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小林製薬経営陣に株主代表訴訟、会社役員の責任と限度額

Tomishima-Takeru (2025/04/09 08:15)

 小林製薬の紅麹サプリメントによる健康被害を巡り、大株主である投資ファンド「オアシス・マネジメント」が当時の経営陣を相手取り株主代表訴訟を起こしていたことがわかりました。請求額は135億円とのことです。今回は役員等の責任とその限度額などを見ていきます。