
最高裁、JASRACと音楽教室事業者間の訴訟の概要を公表
音楽教室を運営するヤマハらが日本音楽著作権協会(JASRAC)を被告として提起した「音楽教室における著作物使用に関わる請求権不存在確認請求訴訟」に関し、最高裁判所広報課が傍聴人向けに、訴訟の概要を公表しました。本訴訟では、音楽教室のレッスンでの楽曲演奏に関し使用料を徴収することの適否が争われています。一審・二審と結論が分かれた同訴訟については、2021年3月31日にJASRAC側が上告し、本年9月29日が口頭弁論期日として指定されています。本記事では、今回の訴訟の経緯・見通し等につき、解説して行きます。