カテゴリー: 訴訟行政

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「地球の歩き方」譲渡の決議は適法、東京地裁が判断

cw-e.r (2023/02/28 11:19)

国内外の旅行先を紹介するガイドブック「地球の歩き方」に関する訴訟が終結しました。2021年3月10日、「地球の歩き方」をはじめとする出版事業の譲渡決議は違法だとして、株式会社ダイヤモンド・ビッグ社の元社長ら3人が、同社および親会社である株式会社ダイヤモンド社に対して、決議取り消しや損害賠償を求めた訴訟を東京地方裁判所に提起していました。これに対し、東京地裁は21日、株主総会の招集手続きや決議方法に関し、「法令に違反し、著しく不公正であると認めることはできない」」として、元社長らの請求を棄却しました。

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最高裁が「貸し付けに当たる」と初判断、給料ファクタリングについて

Tomishima-Takeru (2023/02/22 17:25)

給料債権を買取る給料ファクタリングが貸金業法の貸し付けに当たるかが争われた訴訟で最高裁が20日、貸し付けに当たるとの判断を示しました。被告には懲役3年の有罪判決が確定したとのことです。今回は給料ファクタリングについて見ていきます。

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パワハラ自殺で賠償請求を棄却、破産法の免責について

Tomishima-Takeru (2023/02/17 12:46)

 鹿児島県内の精神科院長であった男性医師からパワハラなどを受けて自殺に追い込まれたとして、元従業員の女性(当時32)の遺族が医師に慰謝料など約2200万円の賠償を求めていた訴訟で15日、鹿児島地裁が請求を棄却していたことがわかりました。自己破産によって免責されるとのことです。今回は破産法が規定する免責について見ていきます。

記事:「QBハウス」美容師が残業代求め提訴、雇用関係の成否についてのイメージ画像
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「QBハウス」美容師が残業代求め提訴、雇用関係の成否について

Tomishima-Takeru (2023/02/16 15:35)

低価格ヘアカット理容店「QBハウス」の神奈川県内の店舗で働く美容師8人が残業代を過小に算定していたなどとして約2800万円の支払いを運営会社に求め提訴していたことがわかりました。運営会社に直接雇用されていなかったとのことです。今回は会社と労働者の雇用関係の成否について見ていきます。

記事:旧統一教会が名誉棄損でテレビ局などを提訴のイメージ画像
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旧統一教会が名誉棄損でテレビ局などを提訴

Tomishima-Takeru (2023/02/14 16:54)

 情報番組で名誉を毀損されたとして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が読売テレビと出演者の紀藤正樹弁護士に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日に開かれました。被告側はスラップ訴訟であると反論しているとのことです。今回はスラップ訴訟について見ていきます。

記事:写真無断使用で東武鉄道子会社に賠償命令、著作物の要件についてのイメージ画像
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写真無断使用で東武鉄道子会社に賠償命令、著作物の要件について

Tomishima-Takeru (2023/02/10 12:17)

 自身が撮影した鉄道写真を無断でポスターに使用されたとして、撮影者の男性が東武鉄道とその子会社に賠償を求めていた訴訟でさいたま地裁は8日、50万円の支払いを命じていたことがわかりました。写真は著作物に当たるとのことです。今回は著作権法が規定する著作物の要件について見直していきます。

記事:京都地裁が天引きを違法と認定、住友生命に支払い命令のイメージ画像
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京都地裁が天引きを違法と認定、住友生命に支払い命令

Tomishima-Takeru (2023/02/02 10:44)

営業で使用する携帯電話や訪問先に配る品などの費用を給料から天引きするのは違法であるとして、住友生命京都支社の保険外交員の50代の女性が天引き分の支払いを求めていた訴訟で、京都地裁が約35万円の支払いを命じていたことがわかりました。原告側の不同意が認められたとのことです。今回は労基法による給与規制を見ていきます。

記事:日本電産がダイヤモンド社を提訴、名誉毀損の公共の利害についてのイメージ画像
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日本電産がダイヤモンド社を提訴、名誉毀損の公共の利害について

Tomishima-Takeru (2023/01/27 07:00)

 日本電産は24日、役員解任などをめぐるダイヤモンド社の報道が名誉毀損に当たるとして、損害賠償と謝罪広告などを求め東京地裁に提訴したことがわかりました。名誉毀損罪で告訴もしているとのことです。今回は名誉毀損の成立要件と公共の利害性を見直していきます。

記事:国立病院機構の医薬品発注で入札談合疑い、卸大手含む5社に6億円の課徴金へのイメージ画像
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国立病院機構の医薬品発注で入札談合疑い、卸大手含む5社に6億円の課徴金へ

cw-e.r (2023/01/19 07:00)

公正取引委員会は、「独立行政法人 国立病院機構」が発注する医薬品の共同入札において、談合を繰り返したとして、医薬品卸大手のアルフレッサ株式会社、スズケングループ傘下の株式会社翔薬、東邦薬品グループの九州東邦株式会社、富田薬品株式会社、株式会社アステムの5社(以下、「医薬品卸5社」)に対し、合わせておよそ6億円の課徴金納付を命じる方針を固めました。

記事:ゴッホ作「ひまわり」の元所有者遺族、作品の返還求めSOMPOを提訴のイメージ画像
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ゴッホ作「ひまわり」の元所有者遺族、作品の返還求めSOMPOを提訴

cw-e.r (2023/01/16 08:41)

損害保険会社大手のSOMPOホールディングス株式会社(東証プライム上場)は、2022年12月13日、同社が保有するゴッホ作の絵画「ひまわり」について、同作品の所有権を争う訴訟をアメリカで提起されました。報道によりますと、原告は、同作品の元所有者であるドイツ系ユダヤ人銀行家の遺族3名です。原告らは、絵画自体の返還または絵画の時価相当額の支払い、および約7.5億ドル(約1000億円)の損害賠償の支払いを求めているといいます。