カテゴリー: 訴訟行政

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事業者側からの取消訴訟で最高裁が弁論、労災認定に対する不服申立について

Tomishima-Takeru (2024/04/02 17:16)

 労基署の労災認定に対し、事業者側がその取消しを求めた訴訟の上告審で3月28日、最高裁は当事者双方の意見を聴く弁論を6月10日に開くことを決定しました。事業者側の原告適格を認めた高裁判決が覆る可能性があるとのことです。今回は労災認定に対する事業者側からの不服申立てについて見ていきます。

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法務ニュース

木工用ドリル大手 スターエムに課徴金納付命令、不当な取引制限の要件について

Tomishima-Takeru (2024/03/29 17:46)

 木工用ドリルの販売価格を不正に取り決めるカルテルを結んだとして、公取委は28日、兵庫県内の2社に課徴金納付命令を出していたことがわかりました。排除措置命令も出しているとのことです。今回は独禁法が規制する不当な取引制限の要件について見直していきます。

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ベッドガードでの乳児死亡事故、警告表示不十分でメーカーに3500万円の賠償命令

cw-e.r (2024/03/27 12:51)

ベッドガードの設計の欠陥や警告表示の懈怠により、生後9カ月の乳児が死亡したとして、両親がメーカーに約9300万円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地方裁判所は3月22日、メーカーに対し遺族への賠償を命じました。
判決では、製品の欠陥はなかったとしつつも、製品の対象年齢が生後18ヶ月以上であるとの表示が適切にされず、警告が不十分だったことが乳児死亡につながったと結論づけられました。

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YKKAPに賠償命令、指示・警告上の欠陥とは

Tomishima-Takeru (2024/03/18 09:26)

 網戸を操作するひもが首に引っかかって女児(当時6歳)が死亡した事故をめぐり、両親らが建材大手「YKK
AP」(東京都)と住宅リフォーム会社「土屋ホームトピア」(札幌市)に計約8000万円の損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で14日、大阪高裁が計約5800万円の支払いを命じていたことがわかりました。製品の安全性を欠いていたとのことです。今回は製造物責任法の規制について見直していきます。

記事:優良誤認表示のメルセデス・ベンツに納付命令、景品表示法の課徴金制度についてのイメージ画像
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優良誤認表示のメルセデス・ベンツに納付命令、景品表示法の課徴金制度について

cw-e.r (2024/03/14 16:40)

消費者庁は3月12日、「メルセデス・ベンツ」の日本法人に対し、景品表示法違反(優良誤認)に基づく課徴金納付命令を出しました。その総額は、約12億3000万円にのぼります。
これまで、景品表示法違反の課徴金としては、クレベリンの販売元である大幸薬品が昨年4月に命じられた6億円が最高額でしたが、そちらを更新した形です。

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欧州メディア32社、「ネット広告の支配的地位濫用」でグーグルを提訴 ーオランダ

cw-e.r (2024/03/12 15:52)

ドイツをはじめとする、ヨーロッパのニュースメディア企業32社が2月28日、インターネット広告販売での支配的地位の濫用により損害を被ったとして、アメリカのグーグルに対して約3400億円の損害賠償を求めて提訴しました。

近年、インターネット広告に関するデジタル・プラットフォーム事業者の事業の在り方がメディア事業に大きな影響を及ぼすようになっており、日本でも公正取引委員会がその取引実態に関する調査を行うなど注目度が高まっています。

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「鬼滅の刃」海賊版DVDの輸入販売で無罪判決、著作権法違反の故意が否定

cw-e.r (2024/03/05 10:32)

人気アニメ「鬼滅の刃」の海賊版DVDを輸入販売したなどとして、著作権法違反と関税法違反(禁制品輸入未遂)の罪に問われていた男性の裁判で、水戸地裁下妻支部は2月28日、男性に無罪を言い渡しました。

世界中で後をたたない海賊版の流通。中には、意図せず著作権侵害等を行ってしまっているケースも見受けられるといいます。

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紹介予定派遣・保健師に対する任天堂の雇用拒否を適法判断 ー京都地裁

Tomishima-Takeru (2024/02/29 08:34)

任天堂(京都市)で紹介予定派遣として働いていた保健師の女性2人が、直接雇用を不当に拒否されたとして、社員としての地位と損害賠償を求めていた訴訟で京都地裁は27日、請求を棄却していたことがわかりました。直接雇用への期待は法的保護に値しないとのことです。今回は紹介予定派遣について見ていきます。