GALAXY VS iPhone スマートフォン界の熾烈な覇権争い勃発!
2011/04/19 知財・ライセンス, 特許法, 商標法, メーカー

概要
米アップルは18日、韓国のサムスン電子を米連邦地裁に提訴した。サムスンのスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー」とタブレット型コンピューター「ギャラクシー・タブ」に特許を侵害されたほか、「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」の立体的形状の商標権も侵されたと主張している。
解説
スマートフォン等の機能・構造・技術に特許権が認められ、保護されることは多くの方がご存知だろう。
だが、iPhoneやiPadの「デザイン」も、知的財産として保護されるということは、意外にご存じない方もいるのではないだろうか?
「立体商標」というもので、日本でも「ペコちゃん人形」等デザイン自体に保護する価値有りと判断され、認められている例も多い。
今回のアップル社の主張も、「iPhone」のデザイン自体に価値があるというものであり、デザインのスタイリッシュさに自信を持つアップル社の理念が現れていると言えるだろう。
今回の裁判では、この主張が認められるかどうかも争点になりそうだ。
総評
日本企業を追い抜き、邁進する韓国企業サムスン。一方で特許侵害を初めとした訴訟トラブルも枚挙に暇がない。
今回の訴訟は、同じく世界的な人気を獲得しているアップル社が相手とあって、結末は業界に大きな影響を与えるのではないだろうか。
【関連リンク】
関連コンテンツ
新着情報

- 業務効率化
- Mercator® by Citco公式資料ダウンロード

- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード

- セミナー
殿村 桂司 氏(長島・大野・常松法律事務所 パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【アーカイブ配信】24年日経弁護士ランキング「AI・テック・データ」部門1位の殿村氏が解説 AIに関する法規制の最新情報
- 終了
- 2025/05/23
- 23:59~23:59

- ニュース
- 改正法成立で罰則導入へ、改正公益通報者保護法について2025.6.5
- 企業などで内部通報者を解雇するなどした場合に罰則を科す改正公益通報者保護法が4日、参院本会議で...

- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人 咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階

- 解説動画
奥村友宏 氏(LegalOn Technologies 執行役員、法務開発責任者、弁護士)
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- [アーカイブ]”法務キャリア”の明暗を分ける!5年後に向けて必要なスキル・マインド・経験
- 終了
- 視聴時間1時間27分

- まとめ
- 独占禁止法で禁止される「不当な取引制限」 まとめ2024.5.8
- 企業同士が連絡を取り合い、本来それぞれの企業が決めるべき商品の価格や生産量を共同で取り決める行...
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号