投稿者: 浅井 敏雄 の記事一覧

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Q&Aで学ぶ英文契約書の基礎 第25回 -  定義/当事者の関係/見出し/存続 条項

浅井 敏雄 (2021/10/25 16:00)

今回は一般条項の内まだ解説していなかった以下の条項を解説します。
定義(Definitions)条項/当事者の関係(Relation of the Parties)条項/見出し(Headings)条項/存続(Survival)条項

なお、「一般条項」として、他に、秘密保持(Confidentiality)/契約期間(Term)/契約の解除・解約(Termination)/(損害賠償等の)責任の制限(Limitation of Liability)/代金・ロイヤルティーの支払いおよび税金(Payments and Tax)/”Time is essence”/輸出管理規制・贈収賄禁止その他法令遵守(Compliance with Law)/政府許認可(Government Approval)等に関する条項を含める場合もあります。これらについては次回以降解説していきます。

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Q&Aで学ぶ英文契約書の基礎 第23回 -  新型コロナウィルス感染蔓延とM&A契約におけるMAC条項 

浅井 敏雄 (2021/10/25 10:00)

合併、株式譲渡または事業譲渡(以下「買収」と総称する)の契約には、契約締結後、クロージング(各種手続を経て最終的に買収を完了させる手続)までの間に買収対象会社に重大な悪影響が及ぶ変化(MAC)が生じた場合には買収側が取引から離脱できる旨の条項(「MAC条項」)が規定されていることが一般的です。

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GDPR関連資格をとろう! Q&Aで学ぶGDPRとCookie規制(27)-その他処理の適法性根拠(GDPR第6条1項(c)~(e))/特別カテゴリーの個人データの処理(GDPR第9条)

浅井 敏雄 (2021/10/22 16:00)

今回は、前回までに解説した(一般の個人データの)同意・正当利益・契約に関連した必要性以外の処理の適法性と、「特別カテゴリーの個人データ」の処理の原則禁止とその処理の適法性の根拠に関し解説します。

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Q&Aで学ぶ英文契約書の基礎 第20回 -  不可抗力条項(1)

浅井 敏雄 (2021/10/22 10:00)

現在(2020年3月)、世界的に新型コロナウィルスの感染が拡大し、国際取引においても売買の目的物を期限内に引渡すことができない等のケースも発生していると思われます。この場合、契約の原則からすれば、債務者は債務不履行による損害賠償責任を負い、また、債権者は契約を解除することができます。
しかし、債務不履行が疫病等債務者のコントロールの及ばない事由に起因する場合には、不可抗力を理由とする免責が認められないかが問題になります。そこで、この「Q&Aで学ぶ英文契約の基礎」第20回では、予定を変更し、不可抗力(Force Majeure)条項について解説します。