大王製紙前会長再逮捕!特別背任容疑!
2011/12/14 コンプライアンス, 民法・商法, メーカー

1.概要
大王製紙前会長の井川意高容疑者が特別背任容疑(会社法960条、10年以下の懲役若しくは、一千万円以下の罰金)で再逮捕された。23億3000万円を無担保で借入れ、3社に損害を与えた容疑である。また、他の4社からも不正に借入れている容疑があり、総額、計55億3000万円になるとみられる。多額の借入を容疑者は、マカオやシンガポールのカジノでの遊興などに使ってとみられる。
前会長は、借入金を自身の保有する関連会社の株や現金で返済するつもりとしているが、完済のメドはたっていない模様とみられる。
2.雑感
会社のトップにこのような問題のある人物がなってしまったのは、井川会長が大王製紙の創業者出身の人物だったということが考えられる。甘やかされた家庭で育ち、節度を知らなく、傲慢な性格になってしまったのか、もしくは、経営者という孤独な仕事をする中で、ついついギャンブルに手をだしてしまったのか、真相はわからないが、会社のお金に手をつけるという超えてはいけない一線を超えたのが事実であれば、厳罰に処せられるのは仕方ないことだろう。
関連コンテンツ
新着情報

- セミナー
殿村 桂司 氏(長島・大野・常松法律事務所 パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【アーカイブ配信】24年日経弁護士ランキング「AI・テック・データ」部門1位の殿村氏が解説 AIに関する法規制の最新情報
- 終了
- 2025/05/23
- 23:59~23:59

- ニュース
- インド – 証券の電子化対応の期限延長2025.6.19
- NEW
- インド政府は、非公開有限会社(Private limited company)に対する証券の電...

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間

- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード

- 業務効率化
- 法務の業務効率化

- 解説動画
岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分

- まとめ
- 中国「データ越境移転促進・規範化規定」解説2024.4.23
- 中国の現行法令上, 香港・マカオ・台湾を除く中国本土内(「境内」)から境外への個人情報等の移転...
- 弁護士
- 松田 康隆弁護士
- ロジットパートナーズ法律会計事務所
- 〒141-0031
東京都品川区西五反田1-30-2ウィン五反田ビル2階
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号