経産省電力システム改革専門委員会、発送電分離の議論再開
2012/11/08 法務相談一般, 民法・商法, その他

事案の概要
経済産業省の電力システム改革委員会は7日、電力改革の議論を4か月ぶりに再開した。
これにより、「発送電分離」の議論が本格化した。この「発送電分離」とは、電力会社の発電と送配電の事業を分けるというもの。かかる「発送電分離」の方法は二つある。一つは、電力会社の送配電部分をグループ内で分社化する「法的分離」というもの。もう一つは、電力各社の送配電網の運用を独立した外部の機関に任せる「機能分離」というものである。発送電分離後も情報や人事、予算を遮断して取引を外部からチェックするようにする規制が必要だとの声もある。発送電分離をしたとしても、電力会社関係者が外部機関の意思決定を左右すれば、公平性が骨抜きになりかねないからというのが主な理由である。
コメント
送電部門における自由化の流れは今後更に進むと考えられる。ただ、電力会社関係者により外部機関の意思決定が左右されるような仕組み作りでは、結局何らの改革にはならないと考えられる。課題はまだ多い。
関連コンテンツ
新着情報

- ニュース
- 「丸住製紙」が計画案の提出期限を延長、民事再生手続きについて2025.6.16
- NEW
- 経営再建に向け民事再生手続きを進めている「丸住製紙」(四国中央市)は、返済計画などを記載した再...

- セミナー
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 登島さんとぶっちゃけトーク!法務懇談会 ~第16回~
- 終了
- 2025/06/04
- 19:00~21:00

- まとめ
- 改正障害者差別解消法が施行、事業者に合理的配慮の提供義務2024.4.3
- 障害者差別解消法が改正され、4月1日に施行されました。これにより、事業者による障害のある人への...

- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード

- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間

- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 松田 康隆弁護士
- ロジットパートナーズ法律会計事務所
- 〒141-0031
東京都品川区西五反田1-30-2ウィン五反田ビル2階

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 原内 直哉弁護士
- インテンス法律事務所
- 〒162-0814
東京都新宿区新小川町4番7号アオヤギビル3階