マグロ味見しませんか・・・
2011/01/06 消費者取引関連法務, 特定商取引法, その他

独立行政法人 国民生活センターによると、近時「マグロ味見しませんか」と言って自宅を訪問した業者から、マグロやカツオ等の魚介類を買わされたとの被害相談が増加しているということだ。
この業者は、包丁をもって購入を迫るという、かなり悪質な手口を使っている。例えば、味見をしたら包丁でまな板をたたかれた、勝手に切り分けられ購入を断ったら脅されたなどという被害相談が寄せられている。
生鮮食品の販売は現在「特定商取引に関する法律」の規制対象となっており、クーリングオフが可能だが、販売者名や連絡先が不明なため被害回復が困難であるらしい。
国民生活センターでは、購入をきっぱり断ること、トラブルが発生したら、すぐに消費生活センターなどに相談することを勧めている。
※特定商取引に関する法律で、生鮮食品は「相当の期間品質を保持することが難しく、品質の低下により価額が著しく減少するおそれがある商品」(法第26条第4項第2号)として規制対象外になるかにみられる。しかしながら、規制対象外の商品は、同条項で「政令で定めるもの」に限定されており、かつその政令は未だ制定されていない。よって生鮮食料品は規制対象外とならない。
関連コンテンツ
新着情報

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間

- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード

- 解説動画
江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分

- セミナー
松尾 剛行 弁護士(桃尾・松尾・難波法律事務所/第一東京弁護士会)
- 【オンライン】2040年の企業法務への招待。〜松尾剛行先生に聞く、AI による法務業務の効率化とその限界〜
- 終了
- 2025/03/06
- 12:00~13:00

- まとめ
- 改正障害者差別解消法が施行、事業者に合理的配慮の提供義務2024.4.3
- 障害者差別解消法が改正され、4月1日に施行されました。これにより、事業者による障害のある人への...

- 業務効率化
- クラウドリーガル公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 平田 堅大弁護士
- 弁護士法人かなめ 福岡事務所
- 〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町10−5 博多麹屋番ビル 401号

- ニュース
- 最高裁、父親の性的虐待で賠償認めず、民法の除斥期間とは2025.4.23
- 子どもの頃に性的虐待を受けたとして40代の女性が父親に損害賠償を求めていた訴訟で16日、最高裁...
- 弁護士
- 原内 直哉弁護士
- インテンス法律事務所
- 〒162-0814
東京都新宿区新小川町4番7号アオヤギビル3階