地検の誤りで3日長く刑務所に収容
2013/01/29 法務相談一般, 刑事法, その他

事案の概要
横浜地検と横浜刑務所は28日、懲役刑を受けた男性を本来の刑期より3日間長く刑務所に収容していたと発表した。地検と刑務所は元受刑者に謝罪した。
地検と刑務所によると、男性は刑が確定するまで横浜刑務所の相模原拘置支所に勾留。男性の刑期が始まった日は判決が言い渡された当日だったが、翌日から連休で、休み明けに指示書を作った検察事務官が誤って日付を記入したという。その後、チェックした職員2人もこの誤りに気がつかなかった。
今月下旬、男性が出所した後に、地検の職員が執行終了通知書 を確認した際、発覚したという。
コメント
この手のヒューマンエラーを完全に無くす事は出来ない。しかし、防止するためのシステム構築は不可欠である。それが人の身体拘束という人権の制限に関わるのであればなおのことだ。
受刑者は殆どの場合、法律の素人であるから、自身で身を守ることは難しい。連休前にはこのような事件が起こりやすい事を検察官等の間で周知徹底し、再発防止に向けた具体的な対策を実行する事が期待される。
関連コンテンツ
新着情報
- 業務効率化
- クラウドリーガル公式資料ダウンロード
- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- セミナー
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】新サービス「MNTSQ AI契約アシスタント」紹介セミナー
- 終了
- 2025/04/22
- 14:00~14:30
- 弁護士

- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階
- ニュース
- 東京五輪をめぐる汚職事件でコンサル会社元代表の初公判、受託収賄とは2025.12.8
- NEW
- 東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で大会組織委員会の元理事とともにコンサル会社「コモンズ...
- 弁護士

- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 業務効率化
- 法務の業務効率化
- まとめ
- 中国「データ越境移転促進・規範化規定」解説2024.4.23
- 中国の現行法令上, 香港・マカオ・台湾を除く中国本土内(「境内」)から境外への個人情報等の移転...
- 解説動画
江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分










