損保各社によるクラウドの「損害保険」が登場 情報消失など補償
2012/12/11 金融法務, 保険業法, 金融・証券・保険

事案の概要
東京海上日動火災保険や三井住友海上火災保険等大手損保会社は、クラウドサービスのユーザー企業に向けた損害保険を始めている。ユーザー企業がクラウド事業者に預けたデータやプログラムを災害などで消失した場合に、保険金が支払われる仕組みだ。直接的な損害だけでなく、事故がなければ負担する必要のなかった費用や、事故によって失った利益まで補償する会社もある。
コメント
クラウドはネットワーク上に情報やソフトウエアを保存し、通信回線を使って利用する仕組みである。自前でシステムを構築するのに比べて時間と費用を節約できるうえ、複数の端末で情報共有できる。なお、クラウドの国内市場は、4年後に2011年の5倍に膨らむとされているようだ。
クラウドには企業にとって重要なデータベースが保存されており、今後クラウドに関する法的問題も多く発生すると予想される。注目していきたい。
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