オリンパスとソニーが資本・業務提携、医療機器分野の合弁会社も設立へ
2012/10/04 戦略法務, 会社設立, 会社法, メーカー

事案の概要
第三者割当増資という形でソニーはオリンパスに500億円を出資し、ソニーは発行済み株式の11.28%を保有する筆頭株主になる。その上で、両社は、内視鏡開発のための新会社を共同出資で設立する。
今回の資本・業務提携により、オリンパスは、巨額の損失隠し問題で悪化した財政基盤を強化し、デジタルカメラ事業の再建を急ピッチで進めることになる。ソニーは、内科用の内視鏡で世界シェアの7割を占めるオリンパスと業務提携することで、医療分野への本格参入の足がかりにする狙いだ。新会社では、ソニーが持つ映像技術を活用し、画期的な新製品の開発を目指す。同時に、外科用内視鏡機器と関連事業の市場において、20%を超えるマーケットシェアの獲得を目指す。
コメント
医療機器分野だけでなくデジタルカメラ事業でも相互の乗り入れを強める意向であり、再建を目指しつつ両社のノウハウを生かせる提携で、合理的なものだと思われる。
関連コンテンツ
新着情報

- セミナー
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 登島さんとぶっちゃけトーク!法務懇談会 ~第16回~
- 終了
- 2025/06/04
- 19:00~21:00
- 弁護士
- 平田 堅大弁護士
- 弁護士法人かなめ 福岡事務所
- 〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町10−5 博多麹屋番ビル 401号

- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード

- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード

- ニュース
- ケイマン諸島 - 新たな実質的支配者規制の施行2025.6.30
- NEW
- 2025年1月1日より、「2023年ケイマン諸島実質的支配者透明化法(BOT法)」が完全に施行...

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間

- まとめ
- 株主総会の手続き まとめ2024.4.18
- どの企業でも毎年事業年度終了後の一定期間内に定時株主総会を招集することが求められております。...