ゼンショー、食品スーパーを初めて買収
2012/10/03 戦略法務, M&A, 会社法, その他
事案の概要
「すき家」などを展開するゼンショーホールディングスは3日、東証2部上場の食品スーパー、マルヤをTOB(株式公開買い付け)で買収することを発表した。マルヤは3日、公開買い付けに賛同する意見表明を発表した。
TOBの期間は10月4日から11月1日まで。この公開買い付けは上場廃止を目的とするものではないが、公開買い付けの結果次第では上場廃止基準に抵触する恐れがある。
ゼンショーは牛丼のほか、傘下に回転ずし、ファミリーレストランなど多くの業態を抱えており、共同仕入れ、メニュー開発力、店舗運営ノウハウなどで両社の企業価値の増大に十分な効果が見込まれると見ている。
マルヤは首都圏で50店舗を展開するが、07年2月期以降6期連続で営業赤字が続いていた。
コメント
スーパー業界は価格競争の激化により大手スーパーによる買収が相次いでおり、赤字にあえぐスーパーの生き残りが課題となっている。一方、外食業界も今月1日に居酒屋チェーン「甘太郎」などを運営するコロワイドが「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスを子会社化するなど生き残り競争が熾烈になっている。これらの業界再編にはこれからも目が離せない。
関連サイト
関連コンテンツ
新着情報
- 業務効率化
- LegalForceキャビネ公式資料ダウンロード
- ニュース
- アマゾン労組の配達員が失職、不当労働行為について2024.4.11
- インターネット通販大手「アマゾンジャパン」の商品を長崎市などで運んでいた配達員の労働組合の組...
- まとめ
- 改正障害者差別解消法が施行、事業者に合理的配慮の提供義務2024.4.3
- 障害者差別解消法が改正され、4月1日に施行されました。これにより、事業者による障害のある人への...
- 解説動画
- 斎藤 誠(三井住友信託銀行株式会社 ガバナンスコンサルティング部 部長(法務管掌))
- 斉藤 航(株式会社ブイキューブ バーチャル株主総会プロダクトマーケティングマネージャー)
- 【オンライン】電子提供制度下の株主総会振返りとバーチャル株主総会の挑戦 ~インタラクティブなバーチャル株主総会とは~
- 視聴時間1時間8分
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分
- セミナー
- 白井 薫平(Prighter Group)
- 阿久津 透 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】データ保護規制のポイント比較:EUのGDPRとこれからの日本の個人情報保護法
- NEW
- 2024/05/15
- 17:00~18:00
- 弁護士
- 野口 大弁護士
- 野口&パートナーズ法律事務所
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満1-2-5 大阪JAビル12階
- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 髙瀬 政徳弁護士
- NEW
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階