Google、著作権侵害サイトのランク引き下げへ
2012/08/14 知財・ライセンス, 著作権法, IT

概要
米国Googleは、著作権侵害報告の多いサイトのランクを引き下げるアルゴリズム変更を行うと発表した。Googleは2009年より著作権侵害の通報受付を再開しているが、現在、寄せられる通報の数は著しく増加しており、今回のアルゴリズム変更はそうした動きに対応して侵害サイトに一定のペナルティを与えるためのものとなっている。
多数の通報により処罰対象となったサイトは、サイト自体を削除されるまでには至らないが、検索結果の表示ランクが下がることになるため、ユーザーからのアクセス数が低下するなどの不利益を被ることになる。逆にユーザーにとっては、合法性の高いサイトを検索しやすくなるという恩恵を受けられる仕組みとなっている。
コメント
本件のアルゴリズム変更は米国Googleより発表されたものであるが、今後日本において取り入れられる可能性もある。近年、日本では著作権法改正による違法ダウンロードの厳罰化などの著作権侵害への取組みが活発化しており、今後は企業もこの度のGoogleのような独自の著作権侵害対策を講じていく必要性があるといえるだろう。
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