Google、著作権侵害サイトのランク引き下げへ
2012/08/14 知財・ライセンス, 著作権法, IT
概要
米国Googleは、著作権侵害報告の多いサイトのランクを引き下げるアルゴリズム変更を行うと発表した。Googleは2009年より著作権侵害の通報受付を再開しているが、現在、寄せられる通報の数は著しく増加しており、今回のアルゴリズム変更はそうした動きに対応して侵害サイトに一定のペナルティを与えるためのものとなっている。
多数の通報により処罰対象となったサイトは、サイト自体を削除されるまでには至らないが、検索結果の表示ランクが下がることになるため、ユーザーからのアクセス数が低下するなどの不利益を被ることになる。逆にユーザーにとっては、合法性の高いサイトを検索しやすくなるという恩恵を受けられる仕組みとなっている。
コメント
本件のアルゴリズム変更は米国Googleより発表されたものであるが、今後日本において取り入れられる可能性もある。近年、日本では著作権法改正による違法ダウンロードの厳罰化などの著作権侵害への取組みが活発化しており、今後は企業もこの度のGoogleのような独自の著作権侵害対策を講じていく必要性があるといえるだろう。
関連コンテンツ
新着情報
- 業務効率化
- Lecheck公式資料ダウンロード
- 業務効率化
- 鈴与の契約書管理 公式資料ダウンロード
- セミナー
- 岡部 真記弁護士
- 髙瀬 政徳弁護士
- 【リアル】法務担当者の役割とコンプライアンス教育(座談会)-法務担当者向け 法務基礎シリーズ-
- NEW
- 2024/07/04
- 15:30~17:00
- 弁護士
- 石田 雅大弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- ニュース
- 今年秋施行予定、フリーランス新法とは2024.4.24
- NEW
- 個人事業主などを保護する「フリーランス新法」が今年秋に施行される見通しです。下請法と異なり全...
- 解説動画
- 大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 解説動画
- 加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- まとめ
- 株主総会の手続き まとめ2024.4.18
- どの企業でも毎年事業年度終了後の一定期間内に定時株主総会を招集することが求められております。...
- 弁護士
- 松本 健大弁護士
- NEW
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階