シャープ、中国パソコン大手と提携で再建を図る
2013/01/17 事業再生・倒産, 民法・商法, メーカー

事案の概要
レノボグループは、中国のテレビ市場で協力な販売網を有する。シャープのレノボとの提携は、同社の日本国内の液晶パネル工場の稼働率向上を目的とするとみられる。まず最初に、シャープが有する中国・南京にあるテレビの組立工場をレノボに売却する。
シャープは液晶パネル事業やテレビ事業の不振で、2013年3月期の連結最終損益が4500億円の赤字になる見通しであるため、経営再建策の早期策定が求められていた。
コメント
シャープはリーマンショック以降、液晶テレビ部門、液晶パネル部門を中心として多額の赤字を計上し、経営再建が求められていた。今回の提携で経営再建は一歩進んだといえる。しかし、同社は業績好調時に市場から調達した資金の償還義務を負っており、さらに、今年9月には転換社債2000億円の償還を迎えるため、まだまだ経営危機を脱出できていないというのが現状であろう。
関連コンテンツ
新着情報
- セミナー
松永 倫明 セールスマネージャー(株式会社Cyberzeal、Viettel Cyber Security所属)
阿久津 透 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】経営と法務が備えるべきサイバーリスク~サイバー攻撃被害の現実と予防策〜
- 終了
- 2025/05/29
- 17:30~18:30

- ニュース
- オルツで臨時株主総会が成立せず、決議要件について2025.9.10
- NEW
- 人工知能(AI)開発を手掛ける「オルツ」。オルツは9月3日、都内で臨時株主総会を開催しようとし...
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- 業務効率化
- 法務の業務効率化

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間

- 解説動画
岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード

- まとめ
- 株主総会の手続き まとめ2024.4.18
- どの企業でも毎年事業年度終了後の一定期間内に定時株主総会を招集することが求められております。...