「ガガでも駄目!?」、大阪市職員タトゥー調査
2012/05/18 法務相談一般, 民法・商法, その他
事案の概要
職員を対象に大阪市が行なったタトゥーに関する調査で、タトゥーをしていると答えた職員が100人超であることが、16日の集計で明らかになった。
調査は橋下徹市長の意向で1~10日に実施された。、市長はタトゥーのある職員を市民の目に触れる職場に配置しないなど調査を人事に反映させる方針。
調査は記名式で、首から上などの人目に触れやすい部分については回答を義務付け、その他の服に隠れて見えない部分は回答を任意とした。
調査対象は教育委員会を除く全職員約3万3500人。入れ墨やタトゥーの有無のほか、彫った部位や大きさも尋ねた。
コメント
個人としての人格権と職場の規律の対立が問題になっている。たかがタトゥーだとお考えになるかもしれないが、人によっては立派な自己表現手段であり、むやみに規制すべきではない。
私見によれば、回答義務を人目につくところのタトゥーのみとしたのは妥当であるが、任意であったとしても見えないところのタトゥーの有無を尋ねる意義を感じない。公務員に対する人権制約として興味深い事例であり、今後を見守りたい。
関連コンテンツ
新着情報
- 弁護士
- 石田 雅大弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 解説動画
- 浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 松本 健大弁護士
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階
- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...
- 解説動画
- 奥村友宏 氏(LegalOn Technologies 執行役員、法務開発責任者、弁護士)
- 登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- [アーカイブ]”法務キャリア”の明暗を分ける!5年後に向けて必要なスキル・マインド・経験
- 終了
- 視聴時間1時間27分
- ニュース
- いなば食品で新卒・入社辞退者続出、事前説明と実際の雇用条件に相違か2024.4.22
- NEW
- 「CIAOちゅ~る」などの販売で知られる大手食品メーカー、いなば食品に入社予定だった一般職の新...
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- セミナー
- 白井 薫平(Prighter Group)
- 阿久津 透 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】データ保護規制のポイント比較:EUのGDPRとこれからの日本の個人情報保護法
- 2024/05/15
- 17:00~18:00