証券取引等監視委員会、SMBC日興に対し処分勧告へ
2012/04/13 金融法務, 金融商品取引法, 金融・証券・保険

証券取引等監視委員会、SMBC日興に対し処分勧告へ
事案の概要
証券取引等監視委員会は、SMBC日興証券に対する処分を金融庁に勧告する方針を固めた。
問題となったのは、以下の行為である。
営業担当者が、まだ行われていない大手銀行と鉄道会社が行う公募増資の情報を知った。
そこで、当該公募に関する情報を元に、自らの顧客に対し将来発行されるであろう新株を購入するよう勧誘した。
無論、他の投資家は新株発行の事実を知らないから、紹介された顧客は有利に新株を購入できてしまう。この点が不公正な取引となる。
所感
類似の事案としては、今年3月の中央三井アセット信託銀行に対する処分勧告がある。
わが国におけるインサイダー取引には相当根深いものがありそうだが、市場の国際信用力・競争力確保のためにも、よりいっそうの取締りが要請される。
関連リンク
- SMBC日興証券:複数の社員が顧客情報を漏えい(リンク切れ)→アーカイブ
- 公募増資でインサイダー 信託銀に課徴金、監視委が勧告
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