シンガポール経済、4.9%成長を維持…シンガポール法務事情
2012/02/16 海外法務, 海外進出, 外国法, その他

シンガポール経済、4.9%成長を維持…シンガポール法務事情
事案の概要
シンガポールの貿易産業省(The Ministry of Trade and Industry)は、14日、2011年のシンガポールの実質GDPが前年比で4.9%のプラス成長になったと発表した(以下、成長率に関する数値はすべて実質GDPベース)。
四半期別(1月始め)で見ると、第4四半期の成長率は3.6%であり、第3四半期の6%を下回ったものの、昨年の各四半期との比較では、第3四半期の2%から第4四半期では2.5%と盛り返している。
貿易関係の堅調さもあり、2012年の見通しも1%から3%のプラス成長である。
所感
シンガポールは昨年(2011年)も底堅い成長を見せた。2010年における14.8%もの成長率は維持できないまでも、わが国や欧米におけるマイナス成長を尻目に依然として経済成長を維持しており、アジアにおける金融・ビジネスの中心としてのプレゼンスは高まる一方である。
周知のとおり、現在わが国は通貨リスク(円高)、高齢化による労働力不足、国債・地方債残高の増大による信用不安等のさまざまな課題を抱えており、ビジネスを取り巻く環境はいっそう不透明となっている。
わが国の動向に左右されない、強固なビジネスの拠点を構築することができるシンガポールは、今後も更なる注目を集めることであろう。
企業法務ナビにあっても有望な進出先としてのシンガポールに着目し、そのビジネス・法務に関する動向と所感を述べて行きたい。
関連リンク
関連コンテンツ
新着情報

- セミナー
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 登島さんとぶっちゃけトーク!法務懇談会 ~第16回~
- 終了
- 2025/06/04
- 19:00~21:00
- 弁護士
- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階

- ニュース
- 外国産鶏肉を国産と偽装で有罪判決、誤認惹起行為について2025.10.2
- 小学校の給食に使われる鶏肉の産地を偽装したとして食肉販売会社の元代表取締役が不正競争防止法違反...

- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード

- 解説動画
江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分

- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 大谷 拓己弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階

- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間

- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...