電子書籍化 著作権者への利益還元について提言?
2011/03/29 知財・ライセンス, 著作権法, その他

以前、法務ニュースサイトでも取り上げた「電子書籍化」についてであるが、この度、「自炊の森」において、新たなサービスが提言されている。
「自炊の森」サイトにおいて、1冊あたり定価の10%(印税相当)を著作権者に支払う用意があるという。こちらは、本を業務上で使用する許諾を得る対価と考えているようだ(自炊の森 HPリンク)。
以前も記事で書いたが、私的複製の範囲であるというのが、このサービスの核心である。だが、著作権者だけの問題なのであろうか。出版社などに対する利益の還元については、どのように考えていくのかは不明である。もともとは、ある出版社が出版した本を裁断して使用するのであるから、この点についても、何かしらの問題があるようにも思われる。
電子書籍化サービスが広がっていく中、コンテンツに関する利益が、きちんと分配される仕組みを、これから考えていくことが必要になってくる。関係各社、団体の間で知恵を出し合って欲しい。
【関連リンク】
電子書籍化 代行業に違法可能性
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