【フィリピン】人手不足の解決策
2014/08/28 外国人雇用, 労働法全般, その他

事案の概要
アベノミクスによる景気向上により失業率が低下している昨今、人材不足が深刻になっている。そこで今注目されているのがフィリピンの人材である。フィリピンの人材は公用語として英語を使用することから、英会話スクールの講師としての需要や東京オリンピックに備えて英会話ができる人材としてホテル等において需要が高く、また家事代行や看護師としてもフィリピンの人材の需要は高まっている。
フィリピンの人材の特徴は人件費が安いこともあるが、何よりも英語が堪能な人材が多いことにある。フィリピンにおいては小学校から大学まで英語でおいて授業を行うため英語に慣れることができ、またフィリピンにある看板や広告等も英語のものが多いため、日常的に英語に囲まれる生活をしている。そのためフィリピンは国別英語話者数ランキングにおいて4位と高い。
政府もフィリピンの人材の有用性から地域をしぼって規制を緩める「国家戦略特区」(地域を絞って、そのエリア内に限り従来の規制を大幅に緩め、外国企業を誘致する計画)において、外国人労働者を家事サービスの分野で受け入れる方針を固めた。またフィリピンからの看護師についても国家試験に合格すれば在留資格が与えられ就業可能となる。
コメント
景気の回復により、求人市場は売手市場となり優秀な人材を確保することはどのような企業においても重要な問題だろう。そこで人材につき国籍や人種にとらわれず、優秀であれば採用するという形で多様な人材を確保することが必要となる。
また日本における人材についても学歴や年齢等従来の求人の基準にとらわれることなく、新たな層の開拓をし、当該人物の能力に着目して採用を検討することが現在の売手市場である求人市場においては必要である。
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