ヤフー、サイバーエージャントからFX事業を買収
2012/12/13 戦略法務, M&A, 会社法, IT
事案の概要
インターネットポータルサイトの大手であるヤフーが、金融事業に本格的に参入するのは初めてである。スマートフォンを使った金融商品取引に強みを持つ同社を傘下に収め、金融事業に本格参入することで、収益源を多角化し利益成長率の回復を目的とする。
サイバーエージェントFXは口座数21万件を有し、12年3月期の営業利益は84億円、純利益は22億円の大手である。ヤフーは同社の発行済株式の全てを親会社から買い取り、取締役3人を同社に派遣する。
コメント
ヤフーの今回の買収の背景には、主力のネット広告収入が減少しているという事実がある。かつてはネット広告収入により同社は2桁ケタの増益率を続けてきたが、現在は1ケタに現象している。
最近企業買収が続発している。高度に複雑化した現在の社会情勢に対応していくためには、企業は自社の弱点分野を、それに強みを有する他社を買収するという形で対応し利益を上げていくのが、現時点では最善の策であるといえるのだろう。
関連コンテンツ
新着情報
- 弁護士
- 淺田 祐実弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 弁護士
- 野口 大弁護士
- 野口&パートナーズ法律事務所
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満1-2-5 大阪JAビル12階
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- ニュース
- 米グーグル、LINEヤフーへの広告配信制限要請で公取委に改善計画を提出/確約手続とは2024.4.17
- NEW
- グーグルがヤフーに対し、デジタル広告配信事業の一部を制限するよう要請していた疑いがあるとして...
- セミナー
- 白井 薫平(Prighter Group)
- 阿久津 透 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】データ保護規制のポイント比較:EUのGDPRとこれからの日本の個人情報保護法
- NEW
- 2024/05/15
- 17:00~18:00
- まとめ
- 借用書と金銭消費貸借契約書 まとめ2024.2.21
- 金銭の貸し借りがなされる際に作成されるのが金銭消費貸借契約書です。返済が滞った場合など、裁判所...
- 解説動画
- 大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 解説動画
- 浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- 業務効率化
- 鈴与の契約書管理 公式資料ダウンロード