ドラッグ店、ココカラファイン、同業「コダマ」(新潟市)を買収
2012/08/02 戦略法務, M&A, 会社法, 流通
事案の概要
ココカラファインはコダマを買収し、店舗数で最大手のマツモトキヨシホールディングスに匹敵する国内最大級になり、売上高でスギホールディングスを抜いて業界3位に浮上した。
コダマは新潟県を中心にドラッグストア「くすりのコダマ」を88店舗展開する。新潟県内ではトップシェアを持ち、2011年8月期の売上高は203億円という。ココカラファインは買収後もコダマの店名や経営体制を維持する方針である。
新潟県ではマツモトキヨシHDやサンドラッグなど全国チェーンが店舗を拡大しており、コダマは単独での成長戦略が描きにくいと判断した。ココカラファインの傘下に入り、日用品や化粧品の仕入れコストを削減するほか、プライベートブランド商品もそろえ、大手チェーンに対抗する。
一方、ココカラファインは新潟県周辺には進出しておらず、店舗網を補完できる利点がある。
コメント
ドラッグストアの店舗展開が都市部から地方へ移ってきている。大手と地方の独立系チェーンとの顧客争奪が予測される。大手傘下入り後の成長率について、今後の動向に着目したい。
関連コンテンツ
新着情報
- ニュース
- 商品出荷拒否をめぐる、婦人靴アマガサとクルーズグループとの訴訟で判決2024.4.25
- NEW
- 婦人靴の卸売、小売などを行う株式会社アマガサが、保管・管理を委託していた自社製品の出荷を拒否さ...
- 弁護士
- 並木 亜沙子弁護士
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階
- まとめ
- 中国「データ越境移転促進・規範化規定」解説2024.4.23
- NEW
- 中国の現行法令上, 香港・マカオ・台湾を除く中国本土内(「境内」)から境外への個人情報等の移転...
- 業務効率化
- LegalForceキャビネ公式資料ダウンロード
- セミナー
- 【リアル】連続受講(全6回)-法務担当者向け 法務基礎シリーズ-
- 2024/05/09
- 15:30~17:00
- 解説動画
- 奥村友宏 氏(LegalOn Technologies 執行役員、法務開発責任者、弁護士)
- 登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- [アーカイブ]”法務キャリア”の明暗を分ける!5年後に向けて必要なスキル・マインド・経験
- 終了
- 視聴時間1時間27分
- 業務効率化
- Araxis Merge 資料請求ページ
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分
- 弁護士
- 髙瀬 政徳弁護士
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階