【脱法?違法?】違法ハーブ販売で男を逮捕
2012/06/08   法務相談一般, 民法・商法, その他

【本文】
 警視庁組織犯罪対策2課は、違法成分が含まれるハーブを販売のために貯蔵したとして、飲食店経営の男を逮捕した。男は、経営する飲食店において、感想ハーブと化学薬品を混ぜた薬物を、ドリンクとセットにして販売していたという。警察は入手ルートを調べている。
 男は、店内で功労大臣が指定した指定成分を含むハーブを貯蔵していたと見られる。また、男は中国系不良グループのメンバーと見られ、4月に強盗などの容疑で逮捕している。関係先として、飲食店を家宅捜索した際に、11種類のハーブを押収し、うち3点から指定成分が検出された。
【私見】
 昨今、脱法ハーブの乱用事件が話題になっている。服用者が交通事故を起こした事例も記憶に新しい。
 本件では、ハーブに指定成分が含まれていたので「違法」ハーブとして立件ができたのだが、脱法状態にあるハーブの取り締まりも急務である。しかしながら、具体的に成分名を指定して取り締まる場合、似たような成分を含むハーブが乱用され、いたちごっこになってしまう。警察・厚労省も取り組んでいるようだが、化学的特徴に着目して、類似成分を包括して取り締まる必要があると考える。
関連コンテンツ
新着情報
- 解説動画
 
斎藤 誠(三井住友信託銀行株式会社 ガバナンスコンサルティング部 部長(法務管掌))
斉藤 航(株式会社ブイキューブ バーチャル株主総会プロダクトマーケティングマネージャー)
- 【オンライン】電子提供制度下の株主総会振返りとバーチャル株主総会の挑戦 ~インタラクティブなバーチャル株主総会とは~
 - 終了
 - 視聴時間1時間8分
 
- セミナー
 
熊谷 直弥 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 パートナー/第一東京弁護士会所属)
- 【オンライン】2025年春・Web3/暗号資産の法令改正動向まとめ
 - 終了
 - 2025/04/23
 - 12:00~13:00
 
- まとめ
 - 今年秋施行予定、改正景品表示法の概要2024.4.25
 - 昨年5月に成立した改正景表法が今年秋に施行される見通しです。確約手続きの導入や罰則規定の拡大...
 

- 業務効率化
 - Mercator® by Citco公式資料ダウンロード
 
- 解説動画
 
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
 - 終了
 - 視聴時間1時間
 
- ニュース
 - 日野自動車と三菱ふそうが経営統合、株式交換とは2025.10.30
 - NEW
 - 日野自動車は20日、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合に関する契約を締結したと発表しました。...
 
- 弁護士
 
- 原内 直哉弁護士
 - インテンス法律事務所
 - 〒162-0814
東京都新宿区新小川町4番7号アオヤギビル3階 
- 業務効率化
 - クラウドリーガル公式資料ダウンロード
 
- 弁護士
 
- 松田 康隆弁護士
 - ロジットパートナーズ法律会計事務所
 - 〒141-0031
東京都品川区西五反田1-30-2ウィン五反田ビル2階 











