サムスンとのトップ交渉決裂、現状はアップルやや有利か
2012/06/06 知財・ライセンス, 特許法, メーカー
事案の概要
2011年4月、アップルがサムスンに対して、アップルが持つデザイン特許などを侵害しているとして提訴したことに始まる問題。
その後今度は逆にサムスンがアメリカ、日本、韓国などで自社の技術的な特許を侵害しているとしてアップルを提訴したことによって激しい争いが続いていた。
今回は泥沼化する事態を収拾するため両社のトップが会談し和解への道を探ったが、和解には至らなかった旨の声明が両社から発表された。
コメント
アップルはスティーブ・ジョブズ存命時からデザインと使い勝手の良さでシェアを伸ばしてきた事情がある。以前にも同社のパーソナルコンピューター「iMac」のデザインを模倣されたとしてソーテック社を提訴し、販売禁止まで追い込んだ例があるだけに今回も動向が注目されている。
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