年: 2011年

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新日鉄・住金合併で公取は、どうでるか?ハーフィンダール・ハーシュマン指数に関するわかりやすい解説

法務ナビナビ (2011/10/18 14:36)

国内市場が縮小中の今、日本企業は、海外勢との激しい競争にさらされている。
鉄鋼などの装置産業は規模の経済を働かせることが重要なため、M&Aなどを積極的に行い、シナジー効果を働かせて、研究にお金をつぎこんでいくことが要求される。公取はこの合併にどのような判断をくだすのか?
ひとつ参考になるのがHHI指数である。(ハーフィンダール・ハーシュマン指数)
この指数は市場に参入している企業の各社のシャアを二乗した上で合計したものである。たとえば10社が10%ずつ分け合っているような市場であればHHIは1000になる。近年の独禁法改正によってHHIがより重視される形へと変化しつつある。