B型肝炎の患者が全国15地裁で一斉追加提訴
2012/06/28 訴訟対応, 民事訴訟法, その他

概要
乳幼児期の集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎に感染したとして、患者らが国に賠償を求めた訴訟で、患者675人が27日、全国15地裁で一斉に追加提訴した。同訴訟をめぐり原告は計5184人になったが、和解は470人にとどまっている。
基本合意では、患者は裁判を起こし、血液検査などの書類で集団予防接種と感染の因果関係を証明して50万~3600万円の和解金を受け取る。
北海道原告団副代表の清本太一さん(35)は「基本合意後、和解は提訴者の1割。早期救済を願って合意した我々の気持ちがないがしろにされている。国は早く救済してほしい」と述べた。
コメント
合意当初、国は書類提出から1~2か月ほどで集団予防接種と感染の因果関係について判断できるとしていたが、実際は平均して6か月かかっている。和解の進みは遅いといわざるをえず、被害者の救済が実効的になされていない現実がある。
関連コンテンツ
新着情報

- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階
- 弁護士
- 境 孝也弁護士
- NEW
- さかい総合法律事務所
- 〒105-0004
東京都港区新橋3-9-10 天翔新橋ビル6階

- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード

- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード
- セミナー
森田 芳玄 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 パートナー/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】IPOを見据えた内部調査・第三者委員会活用のポイント
- 終了
- 2025/05/21
- 12:00~12:45

- ニュース
- 消費者庁による糖質カット炊飯器への処分を取り消し ー東京地裁2025.7.30
- ご飯の「糖質カット」をうたう炊飯器を巡る消費者庁の措置命令に対し、販売会社が取り消しを求めてい...

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間

- まとめ
- 株主提案の手続きと対応 まとめ2024.4.10
- 今年もまもなく定時株主総会の季節がやってきます。多くの企業にとってこの定時株主総会を問題無く無...