経産省電力システム改革専門委員会、発送電分離の議論再開
2012/11/08 法務相談一般, 民法・商法, その他
事案の概要
経済産業省の電力システム改革委員会は7日、電力改革の議論を4か月ぶりに再開した。
これにより、「発送電分離」の議論が本格化した。この「発送電分離」とは、電力会社の発電と送配電の事業を分けるというもの。かかる「発送電分離」の方法は二つある。一つは、電力会社の送配電部分をグループ内で分社化する「法的分離」というもの。もう一つは、電力各社の送配電網の運用を独立した外部の機関に任せる「機能分離」というものである。発送電分離後も情報や人事、予算を遮断して取引を外部からチェックするようにする規制が必要だとの声もある。発送電分離をしたとしても、電力会社関係者が外部機関の意思決定を左右すれば、公平性が骨抜きになりかねないからというのが主な理由である。
コメント
送電部門における自由化の流れは今後更に進むと考えられる。ただ、電力会社関係者により外部機関の意思決定が左右されるような仕組み作りでは、結局何らの改革にはならないと考えられる。課題はまだ多い。
関連コンテンツ
新着情報
- セミナー
- 原田 雅史(弁護士法人GVA法律事務所/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】弁護士が解説!給与デジタルマネー払いの現在地
- 2024/04/05
- 12:00~13:00
- まとめ
- 労働者派遣契約 まとめ2024.2.14
- 企業が外部の人間を使って業務を行おうとする場合、業務委託と人材派遣会社からの派遣労働者を使うこ...
- 業務効率化
- Lecheck公式資料ダウンロード
- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 淺田 祐実弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 解説動画
- 加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 前田 敏洋弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】今更聞けない!? 改正電気通信事業法とウェブサービス
- 視聴時間53分
- ニュース
- 小林製薬、健康被害で紅麹サプリを自主回収/健康食品と製造物責任法2024.3.26
- NEW
- 小林製薬は、「紅麹」の成分が配合されたサプリメントを摂取した人が腎臓の病気になったとして、3月...