【ベアリングカルテル】告発に向け本格聴取へ
2012/05/15 独禁法対応, 独占禁止法, メーカー

事案の概要
14日、東京地検特捜部は大手機械部品メーカー4社担当者の本格聴取に乗り出す方針を固めた。カルテルの疑いがあるのは、「日本精工」、「NTN」、「ジェイテクト」、「不二越」の4社。4社は10年の6~7月頃、ベアリングの値上げ幅や販売額を巡って合意し、翌年一斉に値上げした模様。今年4月以降、4社は同特捜部により家宅捜索を受けていた。今回の聴取でカルテルの度合いなどを詰め、告発へ向けての動きが本格化している。ベアリングは「産業の米」とも呼ばれ機械一般に幅広く使われる。市場規模は4千億に達し、刑事告発となれば過去最大級のスケールとなり、国民生活への影響は大きい。
コメント
独禁法が2005年に改正されて以降、カルテルの摘発が相次ぐ。改正のポイントであるリニエンシー(課徴金免除)制度によって、初めの内部告発者は課徴金を免除されるインセンティブが担保されたからだ。今回の件でもジェイテクトが告発を免除される見通しだ。
関連コンテンツ
新着情報
- ニュース
- 公取委が「ポコチャ」のライバー事務所に注意、独禁法が禁ずる「取引妨害」とは2025.12.10
- ライブ配信アプリ「ポコチャ」で配信する「ライバー」が所属する大手事務所4社が、退社したライバー...
- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...
- セミナー
片岡 玄一 氏(株式会社KADOKAWA グループ内部統制局 法務部 部長)
藤原 総一郎 氏(長島・大野・常松法律事務所 マネージング・パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】CORE 8による法務部門の革新:企業法務の未来を創る!KADOKAWAに学ぶ プレイブック×AIで切り拓く業務変革
- 終了
- 2025/06/30
- 23:59~23:59
- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード
- 解説動画
斎藤 誠(三井住友信託銀行株式会社 ガバナンスコンサルティング部 部長(法務管掌))
斉藤 航(株式会社ブイキューブ バーチャル株主総会プロダクトマーケティングマネージャー)
- 【オンライン】電子提供制度下の株主総会振返りとバーチャル株主総会の挑戦 ~インタラクティブなバーチャル株主総会とは~
- 終了
- 視聴時間1時間8分
- 弁護士

- 水守 真由弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 弁護士

- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号










