予備試験の行方
2011/11/01 法務採用, 民法・商法, その他

コラム
先月の10月23日、第一回予備試験の論文試験合格発表があった。合格者数は123人(1.37%)、出願者数は8971人であった。
もともと予備試験は働きながら法曹を目指すルートを用意するという要請の下に設置されたものであり、社会人を中心に多様な人材を法曹界に確保することを目的としている。予備試験は口述試験まであり、口述を突破したものが、新司法試験の受験資格を得る。
予備試験のメリットは法科大学院に通わずに済むという、圧倒的なコストの安さである。また、自学自習を好む人にとっては、大学院に通って授業を聞かないで済むというのもメリットかもしれない。ただ、合格者数123人というのは、あくまでも法科大学院がメインであるという意思表示ともとれる。たしかに、夜間コースを設置して社会人が多く通っている法科大学院も少なからずあるが、合格率は低迷している。
また、予備試験を突破した猛者達は、新司法試験も軽々突破できるのかという疑問が生じる。予備試験合格者は少ない時間で、選択科目を勉強し、新司法試験の過去問を解いて、半年後の試験に備えなければならない。
合格率1%台の試験を突破してきている彼らは、そういったこともなんなくこなすであろう。
そして、もし予備試験合格者の大半が新司法試験に受かるとすると、下位のロースクールの合格率はますます下がり、存在意義が問われることとなる。
関連コンテンツ
新着情報
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 弁護士

- 大谷 拓己弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階
- セミナー
片岡 玄一 氏(株式会社KADOKAWA グループ内部統制局 法務部 部長)
藤原 総一郎 氏(長島・大野・常松法律事務所 マネージング・パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】CORE 8による法務部門の革新:企業法務の未来を創る!KADOKAWAに学ぶ プレイブック×AIで切り拓く業務変革
- 終了
- 2025/06/30
- 23:59~23:59
- 業務効率化
- 法務の業務効率化
- 弁護士

- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- まとめ
- 株主提案の手続きと対応 まとめ2024.4.10
- 今年もまもなく定時株主総会の季節がやってきます。多くの企業にとってこの定時株主総会を問題無く無...
- ニュース
- 従業員に出向先探しを1年以上させた旭化成エレクトロニクスに賠償命令 ー東京地裁2026.1.14
- 配置転換後、自ら出向先を探すよう迫られたとして「旭化成エレクトロニクス」の社員が同社に330万...
- 解説動画
岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分












