やっぱり体育会系の出身者は有能な人材?!
2011/10/11 法務採用, 民法・商法, その他

概要
先日、文部科学省が発表した調査によると、中学、高校とも運動部で活動した人は、活動しなかった人と比べ、最大で20歳程度若い人と同じレベルの運動能力を持っていることが、分かった。
これは、1964年度から毎年実施しているもので、6~79歳までの約7万4000人を対象に、握力、上体起こし、反復横跳び、50m走、ボール投げといった種目を年齢別に選択して調査した。
発表によると、中高で運動部に所属した45~49歳の男性の平均点は60点満点中34.41点で、所属経験のない 20~24歳(33.50点)や30~34歳(33.74点)よりも高かった。また、中学時のみ経験がある45~49歳(32.32点)よりも2点ほど高く、年齢が高くなっても中高運動部に所属した者は高い体力水準を維持していることがわかった。
同様に、女性についても中高運動部に所属した者の45~49歳の平均点は36.17点で、所属しなかった20~24歳(34.67点)や25~29歳(34.28点)より1.5点以上も高いなど、男性よりも大きな差がついた。
感想
体育会系の出身者は礼儀作法、協調性、粘り強さといった点で、就職活動においても高く評価されるということはよく聞く話だ。これに加えて、体力面でも体育会系出身の中堅・ベテラン社員は男女ともに、新人社員にも勝るということが分かった。労働者にとって体は資本であり、会社にとってもハードな業務に心身ともに耐えうる者は欲しい人材の一つである。もちろん、この調査結果が全てに当てはまるわけではないし、会社には多様な人材がいる方が、相乗効果が生まれるという面があることは否定できない。しかし、中堅・ベテランとなり、会社の主要部門を牽引していく人材が体力旺盛な人である方がいいというのは、あまり異論がないはずだ。草食系などと呼ばれる若者が増える中で、今一度、体育会系出身者の利点を考え直してみたらいかがだろうか。
関連コンテンツ
新着情報

- セミナー
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 登島さんとぶっちゃけトーク!法務懇談会 ~第16回~
- 終了
- 2025/06/04
- 19:00~21:00

- ニュース
- 改正法成立で罰則導入へ、改正公益通報者保護法について2025.6.5
- 企業などで内部通報者を解雇するなどした場合に罰則を科す改正公益通報者保護法が4日、参院本会議で...
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード

- 解説動画
江嵜 宗利弁護士
- 【無料】今更聞けない!? 改正電気通信事業法とウェブサービス
- 終了
- 視聴時間53分

- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間

- 業務効率化
- クラウドリーガル公式資料ダウンロード

- まとめ
- 中国「データ越境移転促進・規範化規定」解説2024.4.23
- 中国の現行法令上, 香港・マカオ・台湾を除く中国本土内(「境内」)から境外への個人情報等の移転...
- 弁護士
- 片山 優弁護士
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階