どうなる?!キャラクタービジネスの今後
2011/10/03 知財・ライセンス, 著作権法, エンターテイメント

サンリオが香港の大手商社に中国の事業権を供与
「ハローキティ」などのキャラクターで知られるサンリオは、香港の大手商社の利豊(リー&フォン)グループに、キャラクターを中国で展開する権利や、現地企業への二次使用権の認可などを任せる。この結果、利豊グループが中国での版権管理を手がけ、衣料・雑貨・玩具メーカーなど他社にキャラクター使用権を広げる窓口となる。
これまでは、サンリオは自社で海外の衣料・玩具メーカーと交渉してきた。しかし、中国では著作権に対する認識が甘く、代金の回収などでもコストが掛かるなど、負担が大きいとされる。このような経緯から、初めてのマスターライセンスの供与に踏み切ったと考えられる。使用権を与えるのはリスクが大きいようにも思えるが、提携先企業が自社の利益を守るために海賊版の排除などの対策を徹底する効果を期待できる。新たな市場開拓のためのビジネス手法の一つになるかもしれない。
香港での商談会に企業や民間団体と経済産業省が官民合同で出展
出展するのは、「香港インターナショナルライセンシングショー2012」で、15の国と地域から約150の企業・団体が出展する。国際的なライセンシングショーにはこれまで経産省や企業が単独で出展したことがあったが、官民合同で共同ブースを設置するのは初めてである。
電通も経済産業省が推進する「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業(海外展開支援プロジェクト)」のシンガポール事業を受託した。電通が主催し、シンガポールで開かれる「アニメ・フェスティバル・アジア(通称:AFA)」のためのコンテンツを公募し、露出拡大を目指していく。
キャラクターも海外へ
近年、国内市場が縮小し、海外への進出が様々な業界で起きている。キャラクタービジネスも例外ではなくなってきたということだろう。法務としては著作権の部分が気にかかるだろうが、同時にどうすればキャラクターを広めて利益に結び付けられるかを考えていく必要があるだろう。
新着情報
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- セミナー
片岡 玄一 氏(株式会社KADOKAWA グループ内部統制局 法務部 部長)
藤原 総一郎 氏(長島・大野・常松法律事務所 マネージング・パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】CORE 8による法務部門の革新:企業法務の未来を創る!KADOKAWAに学ぶ プレイブック×AIで切り拓く業務変革
- 終了
- 2025/06/30
- 23:59~23:59

- 業務効率化
- Mercator® by Citco公式資料ダウンロード

- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階

- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...

- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード

- ニュース
- 青山学院「雇い止め」訴訟で非常勤講師が敗訴、無期転換ルールについて2025.8.4
- 青山学院高等部の非常勤講師の雇い止めを巡る訴訟で7月31日、東京地裁が非常勤講師側の請求を棄却...