この夏、沖縄が熱い!!
2011/07/11 法務相談一般, 民法・商法, その他

概要
2011年7月1日より、沖縄を訪問する中国人の個人観光客に対して、数次ビザの発給がスタートした。
数次ビザとは、当該ビザを取得すれば有効期間中何回でも訪日が可能というもので、今回日本で初めて導入される。
このビザの内容は、有効期間が3年、有効期間内であれば何回でも訪日が可能、1回の滞在期間は従来の個人観光ビザの15日を大幅に上回る90日、というものである。
このビザの取得に際しては所得等に関する条件があるが、一つ特徴的な条件として、ビザの有効期間内に訪日をする場合には、沖縄に最低1回、1泊以上をしなければならないというものがある。
ねらいとしては、訪日する富裕層の中国人を沖縄に必ず訪問させることで、沖縄経済の振興を促そうとするものである。
2011年7月7日、さっそくこのビザを取得した中国人観光客が数十人が沖縄を訪問した。
雑感
初めて導入されたもので問題点もある。
例えば、1回沖縄を訪問すれば、次回訪日する際には沖縄を訪問しなくてもよい、など。
とはいえ、沖縄を必ず訪問させるという条件は非常に画期的で、観光業界としては新たに様々なツアーや企画を展開できる。沖縄は観光立国であるが、外国からの観光客が非常に少なかった。今回の数次ビザが成功すれば、成長著しいアジア各国に対しても同様の措置をとる可能性は十分にあり、旅行業界、観光業界は今後も大きな発展が見込まれる分野であろう。
今後、この分野でグローバルな人材が活躍することが期待される。
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