法科大学院の生き残りと『三振者』の行く末
2011/04/18 法務採用, 民法・商法, その他

姫路獨協大学法科大学院が2011年度から学生の募集を終了している。
法科大学院の撤退は、 日本初となるが、司法試験の合格率が低い大学も多く、現状のままではこの流れが加速していくものと思われる。
各法科大学院は生き残りをかけてカリキュラムの再編や司法試験に合格した卒業生による受験指導など司法試験の合格率を上げる努力をしている。 たしかに、司法試験の合格率があがれば、 大学院の受験者数も増えるだろう。
一方で、今後いわゆる『三振者』(法科大学院を修了するも司法試験に合格せずに5年で3回の受験制限を終えた人たち)も毎年確実に増えていく。今後は法科大学院を受験する場合、三振する可能性も念頭に入れて法科大学院を選ぶ受験生も多くなるはずだ。
大学院側は、法曹三者の育成だけでなく社会のニーズにあった幅広い実務訓練をとりにいれ様々な世界で活躍する人材の育成にも力を入れていくべきではないか。修了生の多様な進路は法科大学院の受験を考える人にとっても魅力であるはずだ。
関連コンテンツ
新着情報

- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...

- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード

- ニュース
- パナソニックが定款変更で人数制限、会社法の取締役数規制について2025.6.4
- パナソニックホールディングスは先月29日、定款を変更して取締役の上限を15人に制限すると発表...

- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- セミナー
森田 芳玄 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 パートナー/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】IPOを見据えた内部調査・第三者委員会活用のポイント
- 終了
- 2025/05/21
- 12:00~12:45

- 業務効率化
- 法務の業務効率化
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- 解説動画
岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分