偽ブランドの輸入手口の9割が郵便!差止件数は年間2万件
2011/03/08 知財・ライセンス, 特許法, 著作権法, その他

偽ブランド品の知的財産侵害物品の差止状況
財務省は、7日に税関における偽ブランド品の知的財産侵害物品の差止状況を公表した。公表された内容によると、4年連続で差止件数が2万件を超過し(前年比6.1%増加)、中国から出荷された品物の知的財産侵害物品の差止シェアは90%を超過したとのこと。手口としては、郵便物により輸入が多く、全体の件数の95%超を占めるという。品目別では、サンダル、ゲーム機の差止めが増加している。
雑感
アニメ制作会社がインターネットの違法アップロードにより、DVD販売という収益基盤を失った。高級ブランドを世界展開するファッションブランドは偽ブランドの対策にそれなりのコストをかける。それは、ブランド価値の維持に必要コストと考えているからだ。日本政府が、コンテンツブランドを維持する必要コストを認識し、世界にはびこる知的財産侵害について、本腰を入れて対策をとる日は来るのだろうか。さもないと、財務省の公表データが空しいものとなる。
関連リンク
関連コンテンツ
新着情報
- 業務効率化
- Hubble公式資料ダウンロード
- 弁護士

- 原内 直哉弁護士
- インテンス法律事務所
- 〒162-0814
東京都新宿区新小川町4番7号アオヤギビル3階
- 業務効率化
- クラウドリーガル公式資料ダウンロード
- ニュース
- グーグルマップの低評価口コミによる名誉権・営業権の侵害は認められず ―仙台地裁2025.12.3
- グーグル地図サービス「グーグルマップ」のクチコミ欄で最低評価の「星一つ」を付けられたとして宮城...
- 弁護士

- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- セミナー
片岡 玄一 氏(株式会社KADOKAWA グループ内部統制局 法務部 部長)
藤原 総一郎 氏(長島・大野・常松法律事務所 マネージング・パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】CORE 8による法務部門の革新:企業法務の未来を創る!KADOKAWAに学ぶ プレイブック×AIで切り拓く業務変革
- 終了
- 2025/06/30
- 23:59~23:59
- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- まとめ
- 株主提案の手続きと対応 まとめ2024.4.10
- 今年もまもなく定時株主総会の季節がやってきます。多くの企業にとってこの定時株主総会を問題無く無...
- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間












