「餃子のみんみん」中国人違法就労で会長ら逮捕 企業トップ具体的認識なくとも逮捕の可能性も
2012/11/01 労務法務, 外国人雇用, 労働法全般, その他

事案の概要
調理師の就労ビザで入国した中国人の女を接客係で働かせていたとして、中華料理店「みんみん(※みんは「王」へんに「民」)本店」の会長ら2人が逮捕された。
逮捕されたのは、「餃子のみんみん」で知られる中華料理店「みんみん本店」の会長・古田曉生容疑者(63)ら2人です。古田容疑者らは、調理師の就労ビザで入国した30代の中国人の女3人を、大阪市内の本店などで接客係として働かせていた疑いが持たれている。古田容疑者らは「5、6年前から人材難で、ブローカーに頼み、違法と分かっていながら紹介を受けた」と容疑を認めている。
コメント
今回の事案では企業トップが逮捕され、企業イメージに大打撃を受けることとなった。逮捕の決定打は、会長の供述であると思われる。
しかし、共同正犯の構成要件は流動的である。企業トップが具体的に認識していなくとも、違法就労が当然との状況があり、当該状況を認容している場合には違法就労の共同正犯として、企業トップにも捜査を受ける可能性がある。逮捕に至らずとも、それ自体が企業イメージを損なうことを考えると法務担当者は外国人の就労状況に目を光らせる必要があると言える。
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