関西電力、61年ぶり年間無配の見通し
2012/10/23 商事法務, 会社法, その他

事案の概要
関西電力が13年3月期の年間配当を無配とする見通しになったことが23日、分かった。
12年度4~9月期の中間配当は見送られることが既に発表されており、13年3月期の期末配当も実施されない方向で調整されている見通し。
関西電力が保有する11基の原子力発電所のうち、稼働中の原子力発電所は7月に再稼働した大飯原発3、4号機のみであり、代替する火力発電所の燃料費負担が重い。
来年度上期に電気料金が引き上げられる方針とされているが、それまでの財務悪化が避けられず、また、原子力規制委員会による新安全基準作成は長期に渡るとみられ原発の早期再稼動は困難な情勢である。
そのため、13年3月期通期の連結最終赤字幅は前期に計上した2422億円を上回る最終赤字となる可能性が大きい。
年間無配となれば、関電創業初年度以来61年ぶりとなる。
コメント
関西電力は、10月23日現在は、13年3月期期末配当につき「未定」としている。
12年度中間配当についても、関電は当初から「未定」としていたが、結果として配当は見送られている。
関連リンク
- 13年度3月期の期末配当に関する関電からの告知: 当社期末配当に関する一部報道について [関西電力]
- 関電の原子力発電所の運転状況一覧
- 12年度中間配当に関する関電の発表(PDFファイル)(リンク切れ)
- 電気料金値上げ報道に対する関電のコメント(リンク切れ)
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