グーグルにも「勝利」 IT特許訴訟、日本のベンチャー快進撃
2012/08/16 知財・ライセンス, 特許法, IT

概要
イーバーセルは昨年3月から4月にかけ、米国テキサス州の裁判所で13社を相手に特許侵害訴訟を起こした。対象企業はグーグル、米ヤフーのほか、AT&T、べライゾン・コミュニケーションズなど軒並み世界を代表するIT企業や米国の通信大手。今年4月までにベライゾンや携帯端末「ブラックベリー」を展開するカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)など5社と和解し、ライセンス契約を結んだ。
イーバーセルが特許侵害として訴えた自社技術は「通信が途切れてもデータを途中から再送信し、確実に届ける仕組み」など7件。いずれも現在の通信・ネットサ機能性の高い重要データを通信環境の悪い新興国にも送信できる
同社の「電子宅配便」は知る人ぞ知るいぶし銀の技術。しかし売上高が年間数億円というイーバーセルの技術がなぜ、世界の大手を揺るがしているのだろうか。
理由は同社の生い立ちにある。1996年、三菱電機出身でマサチューセッツ工科大学に留学した小畑浩次氏が立ち上げた。インターネットビジネスの先を見据えたアイデアマンの小畑氏の呼びかけで、世界各国の頭脳が集まった。彼らは草創期のインターネット技術開発にのめりこみ、当時はまだビジネスにならなっかた技術を次々と生み出した。ービスには欠かせない技術ばかりだ。
コメント
日本の弱小企業だったイーバーセルが、今ではグーグル等を訴訟で相手取り勝ってしまうのは真にコンピュータ関係のことを極めたからだと思います。上記にもありますが、立ち上げた当初は世界各国の頭脳が集まっていたので、目先の利益とは思えないことも忘れかけていた頃にヒットすることもあるんだと知りました。つまり、目先の利益だけに踊らされるのではなく、長期間のプランを見据えた計画が必要だと思いました。また、塞翁が馬とも言いますが、今何気なくやっていることが将来何らかの形で実を結ぶこともあると改めて思いました。
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登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
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