【違法ダウンロード】6日にも議決、協会が反対声明も
2012/06/05 知財・ライセンス, 著作権法, エンターテイメント

【お詫び】この度、ニュース内の使用画像において、他の企業様が所有される画像を無断で利用し、関係者の方に多大な迷惑をかける結果となりました。大変申し訳ございませんでした。該当画像を削除させていただきました。
事案の概要
違法にアップロードされた動画をダウンロードすることが12年10月1日から刑事罰とされる著作権法改正案が今月6日に議決される見込みがある。
「ダウンロードの違法化」自体は現在著作権法で実現しているものの、「罰則規定」がない。刑事罰修正は自民・公明両党が案を提出しているが、民主党は慎重な姿勢を見せ、4月に行われた文部科学部会では罰則規定は見送られた。6日の衆院文部科学委では民主党内でも刑事罰化を容認する動きもあり、ダウンロードの罰則規定の実現の可能性が高まっている。
しかし、関係団体の慎重な意見は頑として存在する。4月27日には日本弁護士連合会が刑事罰導入への反対声明を出した。当罰性の認識が薄いことや検挙の実現可能性が低いことが主な理由だ。また、インターネットユーザー協会(MiAU)は今月4日、違法ダウンロードの主体が中高生であり、違法の事実を認識していない中高生が多いのにもかかわらず罰則化へと進めることは拙速であるとして議員向けに反対声明を出した。
コメント
インターネット利用の人口普及率が80%近傍に達し、何十億規模のファイルがダウンロードされる中、その補足は用意ではない。また中高生を含む一般への違法ダウンロードの認知が進んでいるかどうかも、刑事罰化の前に慎重な議論が必要だ。
関連リンク
<a href="http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120427_2.html"target="_blank">日本弁護士連合会 違法ダウンロードに対する刑事罰の導入に反対する会長声明
一般社団法人インターネットユーザー協会(MiAU)
新着情報
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- セミナー
森田 芳玄 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 パートナー/東京弁護士会所属)
- 【オンライン】IPOを見据えた内部調査・第三者委員会活用のポイント
- 終了
- 2025/05/21
- 12:00~12:45

- 解説動画
加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間

- 業務効率化
- Mercator® by Citco公式資料ダウンロード

- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード

- ニュース
- 東京地裁がゴールドマン・サックスの解雇を無効判断、整理解雇の要件について2025.10.16
- NEW
- 米金融大手「ゴールドマン・サックス」の日本国内のグループ会社に勤めていたフランス国籍の男性が、...
- 弁護士
- 水守 真由弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号

- まとめ
- 株主総会の手続き まとめ2024.4.18
- どの企業でも毎年事業年度終了後の一定期間内に定時株主総会を招集することが求められております。...

- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間