株主総会レポート アメリカ編 H.J. Heinz Company

法務担当者が“法務”を語る新しいWEBメディアはコチラ
記事「株主総会レポート アメリカ編 H.J. Heinz Company」のイメージ

今回の株主総会の概要

2012 Annual Meeting of Shareholders
開催日時 2012年8月28日(火曜日)午前9時から
開催場所 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ピッツバーグ 510マーケットストリート フェアモントピッツバーグ(Fairmont Pittsburgh, 510 Market Street, Pittsburgh, Pennsylvania 15222 )

はじめに

この度は、H.J. Heinz Companyの株主総会に参加してきました。株主総会のレポートを始める前に、H.J. Heinz Companyとは、今回の株主総会に参加するまでの経緯など書いてみます。

H.J. Heinz Company

H.J. Heinz Company(以下ハインツ)は、1876年にアメリカ合衆国で創業された世界有数の食品メーカーです。様々な国にグループ企業があり、日本にもハインツ日本株式会社があります。今回参加した株主総会は、ピッツバーグにあるアメリカ本社のものです。
ハインツの代表的な商品としては、逆さボトルのハインツトマトケチャップがあります。

今回の株主総会に参加するまでの経緯

今回は株主としてではなく、見学人として参加してきました。
ハインツの株を買い、株主として参加するつもりだったのですが、思いついた時には既に権利確定日を過ぎていました。そこで、誰かから代理権を与えてもらい、代理人として参加することも考えたのですが、代理権を与えてくれる人を探すのはなかなか難しそうでした。
そんな時、今回の企画に協力してくれた方から、直接ハインツに掛け合ってみてはどうかというアドバイスをいただき、直接メールにて参加したい旨の連絡をしてみました。
断られることを覚悟していたのですが、学生としての身分を証明する物を送ってもらえれば、見学人(議決権の行使不可、質問不可という条件)として参加するためのチケットを渡しますとのメールの返信がありました。さらに、株主総会当日に、メールをやり取りした担当の方が会ってくれるとも書いてありました。この返信をいただいた時は、本当に嬉しかったです。
こうして今回は、見学人として参加することになりました。

ピッツバーグ到着~株主総会当日

今回の株主総会が開催されたピッツバーグですが、とても良いところでした。
ダウンタウンは街並みが綺麗なオフィス街ですが、川に囲まれた三角の形になっているため(ゴールデン・トライアングル)、川辺からの景色もとても綺麗です。川辺をランニングしたり、モーターヨットを運転して遊んだりしている人もたくさんいました。
また、2012年7月に公開されたバットマンの新作『ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises)』はピッツバーグで撮影されており、劇中に登場した光景を見ることができます。劇中に登場したアメリカンフットボールのシーンは、ハインツが命名権を持っているHeinz Fieldのものであり、登場するのは地元のPittsburgh Steelersというチームです。私も滞在中に試合を見に行きましたが、会場はお祭りのように盛り上がっていいて、試合もとても楽しかったです。

ハインツの株主総会は、ピッツバーグのダウンタウンにあるフェアモントピッツバーグというホテルで開催されました。ハインツの本社も総会会場の近くにあります。
会場には8時ごろ到着しました。
まず、受付でチケットを貰い、その後に持ち物チェックを行いました。日本では、今まで持ち物チェックはなかったので、やはりセキュリティが厳しいのかなとの印象を受けました。
その後、担当者の方が会いに来てくださり、少しですが話をすることができました。とても気さくな方で、株主総会楽しんで!と言ってくださいました。

会場の待合室では、コーヒー、紅茶、ジュースなどの飲み物、お菓子などの食べ物、そして、持ち帰り用のハインツのケチャップ、マヨネーズの小さいビンが置いてありました。
また、ハインツが発売している様々な商品が陳列されていました。様々な言語で商品名が書かれていて、あらゆる国で商品を販売しているということがよくわかる陳列でした。もちろん日本語の商品もありました。

会場の収容人数は300人くらいで、席はほぼ埋まっていました。
ハインツの株主総会に限ったことかはわかりませんが、株主が持つ参加カードは、株主以外の人を1人連れて入ることができるようです。そのためか、夫婦で参加している様な方々も多くいました。

定刻9時に株主総会開始。
前方にモニターが1つあり、資料が映し出され、CEOのジョンソン氏がそれに合わせて報告するという形でした。
時間としては、約35分で終了。今まで参加した日本の株主総会に比べると、やや短いかなと感じました。
内容については、細部まで理解することは難しかったです。ただ、ハインツでは2年間、株主総会の様子(資料及び音声)をインターネットにて公開しているので、何度でも見ることができます。
視聴はこちらから

アメリカにおいて、このように株主総会の全体の様子をインターネットにて公開することが企業として一般的なのかはわかりませんが、株主の方にとっても、それ以外の方にとってもとても良い制度だと思います。

質問者は6人いました。
株主の質問に関して、今まで参加した日本の株主総会と異なっていたことは、①株主はその場ではなく、マイクが置かれているところまで行き質問すること、また、列を作って質問の順番を待っていたこと、②株主は質問する際に、名前のみではなく、住んでいる州、都市名を述べることが要求されているということがありました。

株主総会終了後は、担当の方にお礼を言い、ケチャップ、マヨネーズ、ビーンズ缶などのお土産を貰い、帰りました。

企業法務ナビよりお知らせ
本記事は、約7年5ヶ月前に投稿された記事です。法律を内容とする記事の特性上、その改正や他の特別法の施行、経過措置期間の経過、関連判例の出現などによって内容が古くなり、現在は誤りとなる可能性がありますので、ご注意下さい。
 
[著者情報] shinohara

詳細情報はありません。