仙台牛タン会社風評被害 東電1300万円支払いで和解
2012/12/25 訴訟対応, 民事訴訟法, その他
事案の概要
福島第1原発事故の風評被害で売り上げが激減したとして、仙台市内で複数の牛タン店を営む会社が東京電力に約1900万円の損害賠償を求め、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた和解仲介手続きは24日までに、東電が約1300万円を支払うことで和解が成立した。
コメント
仙台の牛タン店の多くは外国産を使っている。にもかかわらず観光客は牛タンを国産と誤認してしまったということが、風評被害の経緯である。仲介委員は、「観光客は牛タンを『仙台名産』や『牛』との言葉から国産と連想し、消費や購入をためらう。風評被害とはそういうものだ」と判断し、風評被害の損害の大半を賠償対象と認めた。
そもそも東電の原発問題は東電内のコンプライアンスや内部監査体制がしっかりしていれば、防げた可能性がある。原発問題のような被害が甚大な事故を防ぐためにも、企業側が法令順守や内部監査の実効性を高めるためるべく、法務部門・内部監査部門の強化することが望まれる。
関連コンテンツ
新着情報
- まとめ
- 株主提案の手続きと対応 まとめ2024.4.10
- 今年もまもなく定時株主総会の季節がやってきます。多くの企業にとってこの定時株主総会を問題無く無...
- 業務効率化
- Lecheck公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 髙瀬 政徳弁護士
- NEW
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階
- 解説動画
- 奥村友宏 氏(LegalOn Technologies 執行役員、法務開発責任者、弁護士)
- 登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
- 潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- [アーカイブ]”法務キャリア”の明暗を分ける!5年後に向けて必要なスキル・マインド・経験
- 終了
- 視聴時間1時間27分
- ニュース
- アマゾン労組の配達員が失職、不当労働行為について2024.4.11
- インターネット通販大手「アマゾンジャパン」の商品を長崎市などで運んでいた配達員の労働組合の組...
- 解説動画
- 斎藤 誠(三井住友信託銀行株式会社 ガバナンスコンサルティング部 部長(法務管掌))
- 斉藤 航(株式会社ブイキューブ バーチャル株主総会プロダクトマーケティングマネージャー)
- 【オンライン】電子提供制度下の株主総会振返りとバーチャル株主総会の挑戦 ~インタラクティブなバーチャル株主総会とは~
- 視聴時間1時間8分
- 弁護士
- 野口 大弁護士
- 野口&パートナーズ法律事務所
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満1-2-5 大阪JAビル12階
- 業務効率化
- LegalForce公式資料ダウンロード
- セミナー
- 原 武之弁護士
- 並木 亜沙子弁護士
- 【リアル】人事・労務管理(概要編)-法務担当者向け 法務基礎シリーズ-
- NEW
- 2024/05/09
- 15:30~17:00