米FRB、外国銀行規制強化 邦銀も対応を迫られる
2012/12/17 海外法務, 金融法務, 海外進出, 外国法, 金融・証券・保険

事案の概要
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、米国で事業を行う外国銀行に対する規制を強化すると発表した。
対象となるのは、国内外問わず全体で500億ドルを超える資産を保有する外銀で、今後、中間持ち株会社の設立を義務づけられるとともに、米国銀行同様に厳しい自己資本比率規制を受けることになる。
これまで、外国銀行は、米国国内には十分な自己資本がなくとも、本国の親会社に十分な自己資本があれば、米国内に現地法人や支店を設立して、事業を行うことができた。しかし、このたびの欧州経済危機を受け、FRBは、外国銀行であっても、資産規模の高い外国銀行が経営破綻した場合には、米国に深刻な影響を及ぼしうると判断し、規制を強化することとした。2015年7月1日に施行する予定。
コメント
三菱東京UFJ銀行など日本のメガバンク3行も、この規制強化を受けて、対応を余儀なくされる。中間持ち株会社設立に関する費用や、自己資本の強化など、米国内での事業展開に更なるコストがかかることが懸念される。
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