オリンパス、損失隠しのツケ未だ支払いきれず~海外投資家らが191億円の賠償請求
2012/11/13 訴訟対応, 民事訴訟法, メーカー

事案の概要
損失隠し問題が発覚したオリンパスへ、13日、海外の機関投資家等から損害賠償請求訴訟の訴状が到達したことが判明した。本訴訟の請求総額で191億3800万円であるが、オリンパスは同様の訴訟を国内投資家からも15件程度、提訴されているといい、本件損失隠しがオリンパスの業績に与える金額的損失はさらに拡大するおそれが大きい。
コメント
オリンパスは昨年、有価証券報告書などの虚偽記載、有価証券評価損などの損失計上を先送りする損失隠しが表面化し株価を大幅に下落させた。いったん株主代表訴訟が提起されれば、当該会社に対する金銭的、事務的負担もさることながら対外的イメージについてもダメージは大きい。このようなダメージの未然防止のため、今後ますます法務部による各部へのコンプライアンス指導が必要となろう。
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