薬事法違反容疑で、通販会社社長を逮捕
2012/10/09 薬事法務, 薬機法, その他

事案の概要
2日、医薬品のような効能があると偽って精力剤の広告を出したなどの容疑で、健康食品通販会社「ライトゲイト」の社長が逮捕された。
同社は、6月26日から8月31日にかけて、運営する通販サイトにおいて、厚労省による医薬品食品を受けていない健康食品の精力剤13点の広告を掲載、在庫1230個の在庫を保管した疑いがある。
コメント
逮捕された社長は、「薬事法の認識が甘かった」と述べている。事業者にとって、自分の扱う商材について良いように広告したいのは山々である。
そもそも薬事法が医薬品的な効能を掲げて健康食品を販売することを取り締まる理由は、消費者に過大な期待を抱かせ医薬品と誤認させることで、適正な医療を受ける機会を失わせ、結果として病気を悪化させる恐れがあることだ。実際の因果関係はさておき、こういった恐れはもちろんなくすべきであり、事業者は遵守しなければならない法律のひとつである。
また、「これを飲めば治る」といったような悪質なものもあれば、判断が微妙なものもある。判断する法務担当者には専門的な知識が必要とされよう。
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