「コンプガチャ」は違法なのか?
2012/05/07 広告法務, 景品表示法, エンターテイメント

事案の概要
5日5日、報道各社は、消費者庁がソーシャルゲームの「コンプガチャ」とよばれる手法が景表法の禁じる異なる種類の組み合わせを提示させて景品を提供する、いわゆる「カード合わせ」に該当する見解を発表した。ガチャとは、1回数百円ほどの電子くじによってアイテムを獲得するサービス。アイテムを全て獲得(コンプリート)するとより希少なアイテムが手に入る仕組みになっている。コンプガチャの手法はゲーム各社で有力な売り上げ獲得手段となっている。
報道発表を受けてソーシャルゲーム会社各社の株は軒並み下落した。KLabは7日見解を発表し「コンプガチャ」の中にも「カード合わせ」に該当するものとしないものがあり、今後中止等が要請された場合、全面的に従う考えを示した。
コメント
現時点で消費者庁からは各社に通達はなく、報道だけが先走っている状況だ。消費者保護を掲げる行政の目は次第に強くなっている。今回のように企業は突然の注意喚起のリスクを抱え、収益基盤を見直す必要もありそうだ。
関連コンテンツ
新着情報
- 解説動画
奥村友宏 氏(LegalOn Technologies 執行役員、法務開発責任者、弁護士)
登島和弘 氏(新企業法務倶楽部 代表取締役…企業法務歴33年)
潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- [アーカイブ]”法務キャリア”の明暗を分ける!5年後に向けて必要なスキル・マインド・経験
- 終了
- 視聴時間1時間27分
- ニュース
- 要件の厳格化を経団連が提言、株主提案について2025.12.11
- NEW
- 経団連は12月8日、コーポレートガバナンスに関し、株主提案権の要件を厳格化すべき旨を提言しまし...
- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...
- 解説動画
大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 境 孝也弁護士
- さかい総合法律事務所
- 〒105-0004
東京都港区新橋3-9-10 天翔新橋ビル6階
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 業務効率化
- 鈴与の契約書管理 公式資料ダウンロード
- 弁護士

- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- セミナー
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】新サービス「MNTSQ AI契約アシスタント」紹介セミナー
- 終了
- 2025/04/22
- 14:00~14:30










