逆転勝訴!!オリンパス内部通報訴訟
2011/08/31 訴訟対応, 民事訴訟法, その他

概要
精密機器メーカー「オリンパス」の社員が、取引先の社員を引き抜こうとした上司の行為を上司や社内のコンプライアンス室に通報した結果不当な配置転換をされたとして、同社に対し配置転換の無効と損害賠償を求めた訴訟で、社員側の逆転勝訴判決が、8月31日東京高裁で出された。
雑感
内部通報者の保護については、2006年に公益通報者保護法が施行されたが、その後も内部通報による報復を受けたことを理由とする訴訟が後を絶たない。
この事件では、原告は内部通報を契機として、それまでの経験とは全く異なる調査研究業務等を命じられている。解雇権乱用ではなく、内部通報に対する事実上の制裁に関する事案について請求が認められた事例として、実務上の影響力は大きいだろう。
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