三菱重工 規定違反1000件超
2011/08/30 コンプライアンス, 民法・商法, メーカー

概要
三菱重工の航空機やロケット用の部品を製造している工場で、製造過程での規定違反が1191件あることが判明した。違反の内容は、社内資格の要する業務を無資格の者に担当させていたり、部品の製造過程を省略していたりというもの。
この問題の経緯は、同社の内部告発で明らかになった。同社は6月に、事実に関する公開報告として、部品の製造過程で規定違反を確認、安全上は問題ないが、対策は講じるとしていた。そして、今回、同社から国土交通省への再報告書の中で、1000件超の違反が判明した。
総評
今回の問題で、同社は当初規定違反は、安全上、問題ないとしていたが、航空機を利用する側の立場になれば、このような言い分は論外としかいえない。特に、本件は、航空機やロケットの分野で安全より、納期が優先されているという状況は、明らかに問題だろう。三菱重工は、日本を代表する企業の一つであり、しっかりとしたコンプライアンス体制の構築が求められる。
関連コンテンツ
新着情報
- まとめ
- 株主総会の手続き まとめ2024.4.18
- どの企業でも毎年事業年度終了後の一定期間内に定時株主総会を招集することが求められております。...
- 解説動画
浅田 一樹弁護士
- 【無料】国際契約における準拠法と紛争解決条項
- 終了
- 視聴時間1時間
- ニュース
- 再販売価格の拘束疑いでルックスオティカジャパンに立入検査 ー公取委2025.11.26
- 公正取引委員会が19日、サングラスの人気ブランド『レイバン』などを販売するルックスオティカジャ...
- 業務効率化
- 鈴与の契約書管理 公式資料ダウンロード
- 解説動画
岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分
- セミナー
片岡 玄一 氏(株式会社KADOKAWA グループ内部統制局 法務部 部長)
藤原 総一郎 氏(長島・大野・常松法律事務所 マネージング・パートナー)
板谷 隆平(MNTSQ株式会社 代表取締役/ 長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
- 【オンライン】CORE 8による法務部門の革新:企業法務の未来を創る!KADOKAWAに学ぶ プレイブック×AIで切り拓く業務変革
- 終了
- 2025/06/30
- 23:59~23:59
- 弁護士

- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 弁護士

- 横田 真穂弁護士
- 弁護士法人咲くやこの花法律事務所
- 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階
- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード










