ほっともっと、ほっかほっか亭に10億円の賠償命令
2012/10/18 フランチャイズ, 民法・商法, その他

事案の概要
弁当店「ほっかほっか亭」チェーンから離脱し、「ほっともっと」を展開するプレナス(福岡市)に対し、ほっかほっか亭総本部(東京)がフランチャイズ契約違反だとして23億円超の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(鈴木健太郎裁判長9月17日、「プレナスに契約違反があった」として、請求を棄却した1審判決を変更、同社に10億9000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
1審・東京地裁判決は、プレナスが総本部と対立し、2008年に独立したのは「総本部側が信頼関係を破壊したため」と認定。しかし、この日の判決は「対立拡大の主原因はプレナス側にある」とした上で、独立前に別ブランドをPRしたことが、契約期間中の類似営業を禁じた規定に違反していると結論づけた。
コメント
「ほっともっと」と「ほっかほっか亭」の併存は消費者には奇異にうつるが、紛争の内実も複雑であり、それゆえ判決も法律で一刀両断とはいかないようである。ビジネス論や法律論だけでは割り切れない対立の行方が注目される。
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